日々のこと

◆私の近況報告(路子倶楽部会員の方へ)

2025/11/06

誕生日前日の幸せな夜の1枚

 

 

 

 親愛なる路子倶楽部会員の方へ

 応援支援同情おつきあいをいつもありがとうございます。

 このところ私は次なる企画がたくさんあるなかで、それぞれに種類の違う内容ですから(あたりまえ)、頭の整理をするのに精一杯な毎日です。

 1日のうちにできることって、体力的にも脳的にも限られている、ってことを実感する毎日。

 そんななか、ぽこん、ってメールが届くんですよね。

 「お支払いがありました」って。PayPalから。そこには金額とお名前があって、その度に、「ありがとう」って思っています。

 ほんとにみなさまがいてくださるから、これまで「絶筆美術館」「彼女だけの名画」「西洋絵画のスーパーモデル」といった美術エッセイをぜんぶをアップできたし、タンゴの小説も遅々としてはおりますが、進めていられるし、「女性芸術家」もあとちょっとで終わります。

 そして、あんまり人気がなさそうな「ビデオトーク」、これは途中から「逃避の名言集」にしぼってお届けし始めたのはもうお気づきかと思います。

 ビデオトークという形で一冊の本を残しておくのも面白いのではないかと思ったわけです。

 もともと自分の姿形をさらすのが好きではないのですが、「これだけはしてみよう」、私が死んだあとも50代半ばでこんなことをこの人は考えて、こんなふうにしゃべっていたんだな、というのが残るのも意味がないともいえない、と。そしてこのビデオトークも、残すところあとちょっと。これこそ、路子倶楽部なくしてはぜったいにできていなかったことでしょう。

 いまは、本の刊行以外にも、新しいことを始めてみたく、あれこれ考え中です。

 ひとつには「声」の配信。姿形をさらさなくていい、ということで私に合ってるのでは、とあれこれ考えています。そのときにはもちろんお知らせしますので、エールをください(っていつも甘える)。

 とはいえ、やはり私が、これをしているときが一番満たされている、と感じるのは、作品を書いているとき、書きたいと思えているときです。

 いまでは、刊行の約束はどこともしていないけれど、小説「タンゴ、カタルシス」を書いているときがゾーンに入ってほかのことは何も考えられない、そんな状態になります。

 コロナ禍でなかったら、ほんとうなら、みなさんとお会いしておしゃべりする時間を作りたいところ。オンラインでのおしゃべりが好きではないので、おしゃべりタイムも設けられず、それがとても残念です。

 みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 とりとめのないものでも、なんでも、メールをくだされば、そこで対話ができますので、いつでもお便りくださいね。

 それでは、近況報告と、「ありがとう」はこれでおしまい。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。ちゅっ。

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