ブログ「言葉美術館」

■「グスタフ・クリムト」 ジル・ネレー■

2016/05/18

614p25kykslおまえの行動と作品が、万人に愛されることがかなわないのなら、少数の人間を満足させよ。

多くの人間に愛されるものは、ろくでもないものだ

ヌーダ・ヴェリタス」(1889)の上部にかかげられたシラーの詩句。

ヌーダ・ヴェリタス。裸の真実

これは、クリムトが従来の古典的な美術界への宣戦布告とした描いた絵。

タッシェン出版のクリムトの画集。ひさびさに開いて、いきなり目にとびこんできた(ほんと)シラー。

以前は、「ここ」にはひっかからなかった。「ここ」とは、「少数の人間を満足させよ」。

これ、万人に愛されるものを意図的に作りだすよりも難しいのでは、と今は思う。

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