■■逃避の名言集と日常と■■
2016/06/09
ブログからまたしても離れていた。
さいきん、過去のとても嫌な映像が、忘れかけていた映像が、リアルに頭のなかを占拠して立ち去らないことが多々あるので苦しい。
あまりにもひどい気分のとき、ウディ・アレンの新作「ローマでアモーレ」を観に行ったり、アンニュイ気分にひたれない日常が続くとき、ジャンヌ・モローの「クロワッサンで朝食を」を観に行ったりしている。
ひとりで。思いたったときに。
新刊の動きは気になる。ならないわけがない、もちろん。ときおり遠いところで書かれたいくつかの感想を、読ませていただく。
悪意ある感想は無視したいができない、おちこむ。
けれど今年一番の本、とか、いままでに解決できなかったことがこの本で解決できた、とか、すくわれた、とかそんな感想を目にすると、ほんとうに書いてよかったと思える。
感想を表現してくださった方に花束を贈りたいくらいのきもち。
ダ・ヴィンチ電子ナビで、逃避の名言集が紹介されていて、嬉しい。ぜひご覧ください。
自分が書いたのだから変な言い方だけど、これはやはり好きな本。というか、私自身にとって必要な本。
今日の気分はこれかな。58ページ、アン・モロウ・リンドバーグ。
家族に愛を注ぐための「魂の静寂」を得るためには、一人になる時間が必要なのです。
*私信:私が大切にしているこのサイトをきれいに整理してくださってありがとうKさん。嬉しいです。