*FB*桜の季節の憂鬱
ごきげんよう。
今年は東京の桜を見ることもなく、桜の季節が終わろうとしていて、やがて大好きな葉桜の季節がやってくるのだわ……と、アンニュイ気分をきどって通りを眺める朝。
昨夜の坂口安吾の『桜の森の満開の下』を読んだせいね。
ほんとうに怖ろしく、でも有無を言わせない、なにかすごく完結した美がある世界……。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
人が、深い意味もなく集まってにぎやかにしている様子。
このことに、生きていくのが嫌になるほどに拒絶反応なシーズンもあるかと思えば、わりとすんなり流せるシーズンもあったりして。
人生はだから、彩りだけは鮮やかなのね。
いまはだめなシーズン。
映画のお話二つ、ブログを更新しておりますので、ご覧くださいな。
本日の言葉のプレゼントは、映画『追憶と、踊りながら』から。
「私は学んだの。
いつも幸福でなくても満足することを」
いつも幸福でなくても満足することを」
『追憶と、踊りながら』
http://www.michikoblog.com/blog/2016/03/post-4bff.html
『アリスのままで』もよい映画だったわ。
http://www.michikoblog.com/blog/2016/04/post-967f.html