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▪️新作『センスを磨く 刺激的で美しい言葉』発売です
新刊が書店に並び始めています。
『センスを磨く 刺激的で美しい言葉』(大和書房)
どんなかんじの本なのか、「はじめに」から抜粋します。
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本書は「魂の皮膚」を創造するファッションデザイナー、それを世の中に広めるファッション雑誌の編集者、ヘアデザイナー、メイクアップアーティストたちの言葉を集めた本。これまでの人生で心に響いた言葉をファッションというカテゴリーでまとめました。
私はファッションの専門家ではないけれど、ファッションには強い関心があるので、これまでに、わりと多くのファッション関係の本や映画にふれてきました。そして、これは、と思った言葉をノートに書きとめてきました。
ファッションについて考えさせられる言葉、日々の生活に取り入れたいと思った言葉、仕事に注ぐ眼差しに胸うたれる言葉、創作についてはっとさせられる言葉、そして美しさについて想いをめぐらせたくなる言葉……。
専門的な内容のものではないので、ファッション業界とは遠いところにいても、日々を生きるなかで、言葉が言葉そのものとして命をもってうったえてくるような言葉です。
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どうしても書きたいテーマはコラムというかたちで書きました。
アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリーの衝撃、グレース・コディントンのぶあつい自伝の感動、アナ・ウィンター『プラダを着た悪魔』のこと。
3人のほかには次の人たちの言葉があります。
ダイアナ・ヴリーランド、トム・フォード、シャネル、ケヴィン・オークイン、マーク・ジェイコブス、ヴィダル・サスーン、クリスチャン・ルブタン、ピエール・カルダン、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ポール・スミス、ワダエミ、カール・ラガーフェルド、三宅一生、マリー・クワント、石岡瑛子、アルマーニ、マノロ・ブラニク、森英恵、川久保玲、マイヤ・イソラ、山本耀司、ビル・カニンガム、アイリス・アプフェル、コシノジュンコ、ゴルチエ、アルベール・エスバス、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ソニア・リキエル、プラダ、桂由美、山本寛斎、フェラガモ、ヴァレンティノ、イヴ・サンローラン、セルジュ・ルタンス……。
初夏からとりかかり始めて、ようやく世の中へ出すことができて、やはり嬉しい。
今回はこのサイトの「よいこの映画時間」を担当してくれている平林力(ひらばやし りき)さんの力がなかったら、どうなっていたかと思うほど。
私をたすけてほしい。とお願いしたのは昨2024年8月6日の夜。
あれから半年近くが経ついま、ほんとうにありがとう。
「おわりに」でももちろん書いたけれど、そして奥付には「Special Thanks 平林 力」とあるけれど、あらためてここに記します。
そして、多くの方に読んでいただけますように。