*FB*「マドンナの言葉」出版記念イベントのご報告
ごきげんよう。
「マドンナの言葉」出版記念イベントの翌日の昼下がり。
からだは鉛みたいだけど、気持ちはとてつもなく甘やかで、美しい余韻中。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
本日は、昨夜のイベントのご報告です。
まず、会場に到着した私をいきなり感動させたのは、ブルーローズがうっとりするほどに美しいお花。
タンゴのお友だちたちからでした。
もう、この時点で、胸がじんわり、泣きそうになっちゃったのよ。
ゴージャスな会場は50名近くの方で満員。
みなさま、お忙しいのに、お時間を作ってくださって、いらしてくださった、その事実だけで私はほんとうに嬉しくて「ありがとう」の言葉しか出てきません。
またこのイベントを企画、応援してくださったNPO法人「Blossom for All」の斎藤徹さん、内田容子さん、あらためてお礼を申し上げます。
たくさんの書籍「マドンナの言葉」とともにいらして、私との本づくりについてお話しくださった、大和書房担当編集者の藤沢陽子さん、ありがとうございます。
書籍完売!
これも嬉しいことでした。
トークのお相手は松崎美和子さん。
私のかなり強引なアプローチで、お引き受けくださったわけですけれど、貴女のおかげで私は、私がみなさんに伝えたいことを伝えられたように思います。
トークの内容は、
「なぜマドンナを私は書いたのか」
「マドンナが好きだったというアナイス・ニン(私が溺愛している作家)、ふたりの類似性」
「年齢を重ねるということ」
がメイン。
トークはおよそ80分。
その間に、私が大好きな映像を見ていただく時間もありました。
トーク終了後は、私が好きなマドンナのライブ映像、ミュージックビデオが流れるなかでのお食事タイム。
お料理が美味しかった! って感想もたくさん。
私は本を買ってくださったみなさまへのサインとお話で、気づけば終了の時刻となっていました。
ワインを一杯飲んだだけだったけれど、この時間もまた格別でした。
おひとりおひとりとおしゃべりする時間。
「食事よりももっとトーク聞いていたかった」なんて感想いただいたり、「生きる力をもらった」なんて、うそのようにもったいない感想をいただいたりして。
最後のご挨拶でも申し上げましたけれど、「みなさんが思っている以上に、みなさんからのお言葉に私は胸うたれ、多くのものを受け取りました」。
また、今回は、人生初の映像を使ったイベント。
タンゴのお友達の谷くんにお願いしたわけですが、彼はマドンナのビルボードスピーチ全文を翻訳、テロップにしてくださって、ほかにも、これが何の映像なのかテロップを入れてくださって、みなさんからも「あれがなかったら、やはり何を言っているのかよくわからないから、ほんとうによかった」とおっしゃっていただきました。
あらためて、ありがとう。
写真、2枚目はトーク終了後のみなさんとの時間のひとこま。
いつもは「カメラ目線は苦手」とか言っていますが、昨日はそんな気分ではなくて「もうありのままをうつしちゃって」ってかんじ。みなさんとの撮影を楽しみました。
記念にとっておきたいので、ぜひ、メッセージ、メールで写真を送ってくださいね。
本日の言葉のプレゼントはトークでお話ししたことからいくつか。
「知性と女性性が融合したときの不滅性」
「芸術家とは人間の感情を表現することに成功した人。
犠牲を払い、葛藤しながらも、やり通す人。
私が惹かれるのは、自由を求めるのではなく自由をつかみに行く女性なの」
(アナイス・ニン)
「瞳にはしわはできないし、たるみも、しみもない。
年齢を重ねた人の人間性は瞳にあらわれるのではないか」
(私が思っていること)
「人々は40代あたりからあらわれる変化(心身の不安定)を『衰退の徴候』と捉えがちだけど違う。
これらは青春期のそれと似ている。
つまり、人生の第二幕が始まったことを意味する。
だからそれまでの年齢では不可能だったことをすべきなのだ」
(アン・モロウ・リンドバーグ『海からの贈物』
マドンナは58歳で4人の養子とともにポルトガルに移住。
こう言いました。
「私という本の次なる章が始まったのよ」
……長くなっちゃった。
人生におけるすてきなひとときだったものですから。
みなさま。
ありがとうございました。