◎月曜日のユカ◎
2016/06/11
私は加賀まりこになりたい。
とつぶやいてしまった映画。
1964年のだから、私、まだ生まれていない。
でもどうしてこんなに映画のなかのファッション、セリフ、映像の美しさ、スタイリッシュさに懐かしさみたいなのを感じるのだろう。
天使と娼婦。
この、「女の永遠のイメージ」を両方、みごとに持ち合わせたヒロイン、ユカの魅力的なことといったら、これを10代のころに観ていたら私はもっと違った方向に行っていたかもしれない、と思えるほとに強烈。
一番好きな場面は、ユカの夢のシーンで、なぜか警察官に自分のしてしまったことを懺悔している場面。
声を出して笑ってしまった。
昨夜は、無駄なところを削りに削った原稿を編集者さんに送ることができて、ほっとひと息。だから早朝映画、いいよね、と自分にうなずきながら観て、気分爽快。
軽やかに生きたいなーと願う月曜日のミチコでした。
私信:私を聖子ちゃんのコンサートに連れて行ってくれたお友達へ。この映画の加賀まりこ、あなたにそっくりです。ぜひ観てください。40代なかばなのに「そっくり」って思わせるあなたはすごいと思いました。その美にますます磨きをかけてね。