路子先生との時間

逃避本・出版記念イベントへ

2017/01/30

質問です。
以下の項目に何個当てはまりますか?

①電車等に乗っていて、このままどこかに行ってしまいたい願望にかられることがある。
②毎日行っていることの途中で、ストップモーション、と座り込んでしまうことがある。
③限界まで自分の能力に挑戦していない、まだ頑張れるはず!と気合を入れることがある。
④飲み会の席などで、モグラ化しているときがある。
⑤いまよりももっと自分を求めてくれる人のところに身を置きたいと思う。
⑥みなしごハッチになりたいと思うときがある。
⑦こんなふうに生きるために生まれてきたんじゃないよ、と思うときがある。
⑧若い頃の理想からずいぶん遠いところにいるように思うときがある。
⑨つくり笑いを浮かべながら、内心SHINE(死ね)と言っている自分にビックリすることがある。
⑩入院している親族知人のお見舞いに行ったとき、「入院したい」と思うときがある。


山口路子さんの新刊「特に深刻な事情があるわけではないけれど 私にはどうしても逃避が必要なのです」の出版記念イベントで投げかけられた質問です。


私は9個/10個当てはまりました(笑)

スクリーンで流れていたのは、「めぐりあう時間たち」


路子先生が大好きな映画で、30回以上は見ているそう。

私も昨年引き寄せられるようにこの映画と出会い、3人の女性の誰に一番近いか、自分の姿を重ね合わせたものです。

トークイベントでは新刊が出版されるまでの経緯や内容についてお話いただきました。


やはりある部分で、驚くほどに、路子先生と感覚が似ているなぁ……と思ってしまいました。

たとえば、冒頭の質問の中での
②毎日行っていることの途中で、ストップモーション、と座り込んでしまうことがある。

先生も、特に家事をしているときなど「わーっ!!」となってしまうことが月に何度かあると仰っていましたが、私も良くあるんですよね……(笑)

④飲み会の席などで、モグラ化しているときがある。

これもあるある。
だから大勢の飲み会は、基本的に行きたくない。
これでも大分社交的になった方だけど、基本的に根暗で人見知りだし、盛り上がっている中で一人で距離を感じてしまいます。 
まぁ最近は好きなワイン関連の会しか行かないから、この感覚は久しくないけど……

⑥みなしごハッチになりたいと思うときがある。

一瞬意味不明な質問だけど、感覚はわかる。
全てのしがらみを取り払って、わ~っって飛んで生きたい。
でも孤独も嫌いなんだけどね……

とにかくお話を聞いていて、うんうん、と大きくうなずくことが多かったです。


イベントにいらしていたのは、やはり女性が多かったです。
出版関係や芸術の分野で活躍されている方が多かった印象。


新刊は自分用と、数少ない親友ちゃんへのプレゼント用に2冊購入。


誕生日プレゼントに渡したら、喜んでくれました(多分)。


そして幻の名著、「うっかり人生が過ぎてしまいそうなあなたへ」も縁あってゲット(本当に感謝。涙。)。

今回の新刊は、この本の続編といわれるほどにリンクしている本。
中身を見ていると、これまた心臓を鷲づかみにされる思いで、涙が溢れてきます(どれだけ病んでるんだ^^;)。
恥ずかしいのであわてて閉じましたが……。

ちなみに今回のイベントのドレスコードは「逃避」。 
先生は今日もお美しく、チャーミングでした。


(2013-06-02)

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