『マリリン・モンローの言葉』とマリリンのワイン
山口路子先生の新刊『マリリン・モンローの言葉』が発売になりました。「読むことで美しくなるシリーズ」第二弾です。
『前回のオードリー・ヘップバーンの言葉』ではティファニー・ブルーの鮮やかなカバーでしたが、落ち着いたピンクもすてきです。
丸善・丸の内本店 3Fの新刊・話題の本コーナーで発見。ピンクが目立ってました。
発売されたら、一緒に飲もうと思って事前に用意しておいたのは、マリリン・ワインズ。
マリリンの写真がそのまま使われたラベルは、一度みたら忘れないインパクト。「マリリン・メルロー」や「ノーマ・ジーン」(マリリンの本名)など色々なシリーズがあり、とくにメルローが人気なよう。
「ソーヴィニヨン・ブラン」ではなくトレードマークの金髪をもじって「ソーヴィニヨン・ブロンド」とネーミングされた白ワインは、柑橘のアロマが心地よい爽やかなワイン。
風のように私たちの前からいなくなり、そしていつまでも残り香が漂っているような……儚く美しいマリリンに献杯し、本を開きました。
5年前に出版された『マリリン・モンローの生き方』を読み、マリリンが世間のイメージ(セクシーで頭の弱いブロンド)とは違う、知性の人だということは知っていましたが、ひとつひとつの名言に焦点をあてた本書を読み、発する言葉からにじみでるマリリンの知性にあらためて感じ入りました。
カバーの「どうか私を冗談あつかいしないで」。この言葉にすべてが込められていると思います。