☆『ココ・シャネルという生き方』発売です☆
2016/06/02
☆「ココ・シャネルという生き方」発売です☆
「規格品の人生」を歩んではいけない
――あたしは自分で引いた道をまっすぐに進む。自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。
孤児院から人生をはじめ、自力で莫大な富と名声を手にした世界的ファッションデザイナー、ココ・シャネル。
彼女はコレクションのショーの最後をウエディングドレスで飾ったことがなかった。なぜか――。
「働く女の先駆者」シャネルのゴージャスな恋愛、仕事への情熱、結婚への想いを、「嫌悪の精神」に富んだ「シャネルの言葉」を織りこみながら、コンパクトかつ濃密に描き出す。
シャネルからのメッセージがつまった、熱くてスパイシーな一冊。
熱くてスパイシー。
きらきらと輝くカヴァーです。
遠くからでもきらきらっとしそうな美しい本です。
新人物往来社の若くて情熱あふれる編集者、岡田晴生さん、どうもありがとう。
ラストスパート、すっごく大変だったけど、楽しかったわね……。
「新人物文庫」。
私にとっては、初めての文庫となりました。
「女性のこぶりのバッグにも入る大きさの文庫にしたい」と希望した日が、ずいぶんと昔のようです。
シャネルとずっと一緒だった期間、あまりにも強烈なその存在に、自分のひ弱さが露呈されて、落ち込むこともありました。
いじけたくなるときもありました。
辟易モードになることしばしばでした。
それでもなぜ書く。
それは、「あとがき」でも書きましたが、やはり、「シャネルという生き方に、一本、すうっと筋の通った美しさがあるから」です。
そこに惚れこんでしまっているからです。
みなさま。映画が3本、ミュージカルが2本、とってもシャネルな世の中です。ぜひ、「ココ・シャネルという生き方」、お買い求めください。
そして電車の中では、きらきらカヴァー、みせびらかすようにして、お読みくださいね。
アマゾンからもどうぞ。
☆追記☆ 発売数日で、重版となりました。嬉しいです。