2026年3月3日

しとしと。という形容がふさわしい雨の日のおやつタイム。
大きなビニール傘をさして近くのお花屋さんに出かけた。
お店に入ったとたん、潔くてどうどうとしたカラーの花が目にとびこんできたから驚いた。桃の花と菜の花かなあ、とイメージしていたけれど、迷わずカラーを選んだ。思い入れの深い花だから。
そしてカラーを飾るときは、ほかの花はなしにしてカラーのみ、にもこだわっているけれど、今日は、となりに黄色のフリージアが揺れるようにしてあって、カラーの真ん中の黄色と似合っていたので、フリージアも合わせて買った。
いつもの店員さんが「フリージアはさいごまで咲いてくれますからね、くちゃっとなっちゃったらつんであげると、下の蕾が花ひらきますよ」とやさしく教えてくれる。
もっと背の高い花瓶を買おうと思いながら買っていなくて、かなり長さをおとしていつもの花瓶にさす。
カラーだけのときのカラーと、黄色いフリージアと一緒のカラーは、同じ花でもまるで違って見える。
周りにどんな色彩の、どんな姿の、どんな性質のものがあるか、ということなのね、とひとりで納得してうなずく。
三十年前の一枚の紙を取り出して眺める。いくつかの情報と短い言葉。
・・・
「想い」
「俺」「私」から、「俺たち」「私たち」になったことの不思議さと自然さ。
それをカタチにしたいという衝動。
人と人のつながりで、私たちは生きていると感じる瞬間と永遠。
だから追い求める感動。
今、この空間と時間と環境のなかでいることの生き方と生かされ方。
それは親から与えられた鼓動。
・・・
きょうは2026年3月3日。ほかの日と同じ唯一無二のいちにち。