◆彼女だけの名画 ブログ「言葉美術館」 路子倶楽部

●美術エッセイ『彼女だけの名画』11:パリ、結婚とシャガール

 

 「結婚」という言葉にふれるとき、小雨の降るあの街角と、一枚の絵を思い出す。

 クリスマスシーズンにひとり訪れたパリ。滞在3日目は25日だったため、いくつかのカフェを除いて、ほとんどの店が閉まっていた。モンパルナス・タワー近くのプチホテルを出たときも、通りにはひとがほとんどいなかった。

 1キロ半くらいのところにサンジェルマン・デ・プレ教会がある。

 その前にある「カフェ・ドゥ・マゴ」で珈琲を飲みながら手紙でも書こうと思った。

 細かい霧のような雨の中をのんびりと歩いていた。

 途中、ウェディング・ショップがあったので足を止めた。

 ショーウインドウに飾られていた一枚のドレス、いまでもよく覚えている。

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