ブログ「言葉美術館」

■■ネガネガとポジポジ、そして安吾■■

2016/06/11

Ki上田にお住まいの殿方からメールが届いた。

ヘップバーン、おめでとう。しっかり息継ぎしながら、ますます輝いてくださいね」

返事を書いた。

「息継ぎの方法、おしえてください(涙)それからだんだんしなびてきて、輝きって何? ってかんじです(号泣) 出版関連のイベントとか新刊が出るとそれにからんだもろもろのことで、神経がかなしい情況です。

やっぱり調子にのってあれこれ企画しなければよかった、わたしのばかばかばかっ、とネガネガしております」

ご返事が届いた。

「らしいですね、路子さん。無理にポジポジしてもきっと逆効果でしょうから気が済むまでネガネガするのも手です。息継ぎの仕方も得意ではなさそうですね。できるまでずっと息を止めてみていてください。酸素が必要だと体が教えてくれます。萎びてきているはずないでしょ、あなたが。十分輝き続けていますよ。目の前の鏡、少しくもっているでしょ!! ヤマグチ・ミチコという生き方、これからが見ものです。大丈夫よ、戦ってれば。」(以上、少々脚色あり)

ああ。安吾の言葉だ。

「しかし、生きていると、疲れるね。

かく言う私も、時に、無に帰そうと思う時が、あるですよ。

戦いぬく、言うはやすく、疲れるね。

しかし、度胸は、きめている。

是が非でも、生きる時間を、生きぬくよ。

そして、戦うよ。

決して、負けぬ。

負けぬとは、戦う、ということです。

それ以外に、勝負など、ありゃせぬ。

戦っていれば、負けないのです。

決して、勝てないのです。

人間は、決して、勝ちません。

ただ、負けないのだ」

ここまでくると座右の銘、といってもいいくらいだな。

私の好きな人生の真実がある。

絵は、ワッツの『希望』。軽井沢時代からずっと私を支えてきた絵。まだまだいける。戦い続けることがだいじ。

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