ブログ「言葉美術館」

■「変えられないもの」と「告白」■

2016/07/01

 

このところ「変化を受けいれる」がテーマみたいだから、昨夜ベッドで読んだ本『「老子」新訳』(加島祥造)のなかでも、アメリカの自由主義神学者ラインホルト・ニーバーの言葉が胸に響いた。

変えられないものは、受け入れる落ち着きと、

 

変えられるものは、変える勇気を、

 

そして、この両者を見分ける知恵を、与えてください

この言葉を紹介して、加島祥造は次のように続ける。

「私は思い返してみると、反対のことばかりしてきた。変えられるものを変えようとせず、変えられないものを変えようとしてきたのでした。」

私にとっての変えられるものって何だろう。

変えられないものって何だろう。

周囲の人たちからの要求を頭に浮かべる。その要求にこたえるために、変えることができるのかできないのか。

これだけはぜったい手放せないことを考える。

それは本当に変えることができないことなのか、できることかもしれないじゃない。

こんなことをぐるぐると考えているけれど、このテーマはわりとつらくない。

なぜだろう。

……ところでさいきん嬉しかったことがありました。「告白」を……。

「路子さんとは一生つきあってゆきたいと思っています」と。

この種類の言葉を聞いたのはいつ以来でしょう。

歴史のはるかかなた……。

相手はひとまわり以上下の年齢のキュートな女性。

私自身、彼女の美意識や優しさ、強さを敬愛しているから、彼女からのこの言葉は、とても嬉しかった。

そしてそんなふうに思ってくれている彼女を裏切らない人生を歩きたいと願った。

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