■緊急事態25日目。誕生日
54歳の誕生日はその前夜から、しあわせなきもちで過ごせた。
そして日付けが変わった瞬間、届いたのは娘からのライン。
いま現在の心情については、4/30日のビデオトーク「あなたに生を与えられたら……誕生日前に想うこと」で語っている。
めずらしいオレンジの薔薇のアレンジメントは、「はじめて女性に花を買った」ひとから。
抱えている花束は、「シックなのを、って言ったはずなのになあ」と不本意なひとから。
シック、ってひとそれぞれ。しらないひとのセンスにまかせるなんてチャレンジャー。
そんな話をしながら記念写真。
なんか、表情が暗い、花束に不満そう、無理がある、そんな会話がとびかう。
コロナ禍のなか、不安、心配の要因は、波のように押し寄せてくるけれど、しあわせを感じることができる時間をもてることが、ほんとうに嬉しい。
今日から、小説「タンゴ、カタルシス」の連載を始めた。