■緊急事態下日記 ブログ「言葉美術館」

■緊急事態24日目。マドンナときっかけと継続と

 

 

 今日は、夜に時間がとれないので、かなり早めの日記を。

 昨日、カトリーヌ・ドヌーヴ健在で嬉しい、って書いたあと、そういえば、私のミューズたちはどうしてるかしら、と調べてみた。日本語サイトしか無理なので、詳しいものではないけれど。

 ジェーン・バーキンの情報が手に入らなかった。誰かご存知でしたら教えてください。

 そして、マドンナ。

 やはり元気。

 彼女はいま61歳。恋人のお誕生日に、インスタグラムにキスしてる写真なんかをアップしていた。恋人は26歳のお誕生日を迎えたんだって。

 

 

 励まされるなあ、マドンナにはいつだって。

 そして、コロナ禍のなか、支援活動も行なっている。

 その一部を。

 コロナウイルス対策資金として、ビル&メリンダ・ゲイツ財団に100万ドルを寄付。

 受刑者に10万枚のマスク寄付。これは、マドンナ自身の「レイ・オブ・ライト」基金が「フォーム・アライアンス(REFORM)」との協力を発表。REFORMはアメリカ国内での刑務所改善や司法制度改革を求める団体で、マドンナはインスタグラムで「受刑者と刑務所職員を守って。命がかかってる」とうったえていた。

 それぞれの視線があるんだなあ、と思う。

 支援を求めてるひとは、あらゆるところにいる。DV被害者、貧困、仕事を失った人たち、アーティスト、学生……

 マドンナの目は刑務所に向けられた。食料支援なんかもしているけれど。やっぱり、刑務所、っていうところがいかにもマドンナらしいと思う。

 というわけで、今日はマドンナの言葉を。

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「重要なことは活動を継続すること。「継続」は、なによりも重要なこと。」

 社会貢献を始めたことについてマドンナは言います。

「あるとき、もっているものを分け与えることは私の責任だと感じたの。人は人生のある時点で、そういうことに気づくのだと思う」

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 人生のある時点。

 この感覚はよくわかるし、「気づく」ときって、たいていなんらかのきっかけがある。いまのコロナ禍なんか、そういう意味では好機だと思う。

 

 お部屋は百合の芳香でむせかえりそう。

 薔薇と百合は、花世界のツートップで、昔々から多くの画家がアレゴリーとして描いてきた。

 薔薇物語は以前にハーパース・バザーに寄稿したものがある。百合物語、時間をつくって書いてみよう。

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