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*FB*映画のパンフレットに「ゴダールのミューズたち」
ごきげんよう。
なにか「矛盾」的なくせにちょっと魅力的かも。
ってことに遭遇すると、
「優しくて 残酷
現実的で 現実的でなく
恐ろしくて 滑稽
夜のようで 昼のよう
月並みで 突飛
すばらしき 気狂いピエロ!」
と胸のうちでつぶやく癖が、すっかりついてしまった今日この頃。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
昨日。私はゴダールの『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』初日大盛況のようすに、
***
やっぱり人気があるのだわ、と自分のことのように嬉しい!(その理由のひとつは、また後日)
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と書きましたので、本日は、その理由のひとつを明かしたいと思うのでございます。
ええ。
この映画のパンフレットにね、「ゴダールのミューズたち」というテーマで、「ジーン・セバーグ」と「アンナ・カリーナ」についての記事を書かせていただいているのでございました。
しみじみ。
映画が好きで、感動した映画のパンフレットを買い求め、それを隅から隅まで読み味わう、あのよろこび……。
しみじみ。
その、映画のパンフレットに、書かせてもらえる日が来るだなんて。
しみじみ。
そうなのです。
昨夜、ぐう。……と、眠りに落ちる寸前に気づいたのですけれど、私、映画のパンフレットに書くのは初めてみたい。
この年齢になると、なかなかできない、そうよ、これは初体験。
ということで、みなさま。劇場でぜひ、ご購入くださいな。
というわけで本日の言葉のプレゼントは、『勝手にしやがれ』から。
「悲しみと虚無では悲しみを選ぶ」
という文章について、ジャン=ポール・ベルモンド演じる男が言うの。
「悲しむのは馬鹿だ。俺は虚無を選ぶ。悲しむのは妥協だ。すべてか無か」
みなさまは、どちら?