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*FB*映画のパンフレットに「ゴダールのミューズたち」

20160725-2

ごきげんよう。 

なにか「矛盾」的なくせにちょっと魅力的かも。
ってことに遭遇すると、 

「優しくて 残酷 

現実的で 現実的でなく 

恐ろしくて 滑稽 

夜のようで 昼のよう

月並みで 突飛

すばらしき 気狂いピエロ!」

と胸のうちでつぶやく癖が、すっかりついてしまった今日この頃。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

昨日。私はゴダールの『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』初日大盛況のようすに、

***
やっぱり人気があるのだわ、と自分のことのように嬉しい!(その理由のひとつは、また後日)
***
と書きましたので、本日は、その理由のひとつを明かしたいと思うのでございます。 

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ええ。
この映画のパンフレットにね、「ゴダールのミューズたち」というテーマで、「ジーン・セバーグ」と「アンナ・カリーナ」についての記事を書かせていただいているのでございました。 

しみじみ。
映画が好きで、感動した映画のパンフレットを買い求め、それを隅から隅まで読み味わう、あのよろこび……。
しみじみ。
その、映画のパンフレットに、書かせてもらえる日が来るだなんて。
しみじみ。
そうなのです。
昨夜、ぐう。……と、眠りに落ちる寸前に気づいたのですけれど、私、映画のパンフレットに書くのは初めてみたい。
この年齢になると、なかなかできない、そうよ、これは初体験。

ということで、みなさま。劇場でぜひ、ご購入くださいな。 

というわけで本日の言葉のプレゼントは、『勝手にしやがれ』から。

「悲しみと虚無では悲しみを選ぶ」

という文章について、ジャン=ポール・ベルモンド演じる男が言うの。 

「悲しむのは馬鹿だ。俺は虚無を選ぶ。悲しむのは妥協だ。すべてか無か」 

みなさまは、どちら?

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