*フェイスブック記事 ◇おしらせ ブログ「言葉美術館」

*FB*山口路子の朗読サロン「美人と羞恥の熱愛関係」

ごきげんよう。

今日、外は暑いみたい。私は冷房の効いた部屋でいつものようにひとり原稿を進めていて、ようやく、のってきたかんじだから、お願い、どうか私、このままがんばるのよ、と切望している、そんな情けないお昼どき。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

「山口路子の朗読サロン」、アップしましたので、お聴きいただけたら嬉しいです。
★うっかり人生がすぎてしまいそうなあなたへ
(18)「美人と羞恥の熱愛関係」
――美人というものは、
車道を突っ切る時でも醜い横目を使い、
泡を喰った恰好で駆け出すものではないし、
銭湯では同性にも羞恥を抱くものである。
(森茉莉『贅沢貧乏』)

……そうね、今日のは、私のことを「まあ、なんてイヂワルなのかしらっ」とお思いになる方がおいでかもしれないわ。
たしかに私はイヂワルなんだけど(ひらきなおり)、でも、たぶん、
「羞恥心」
がキーワードのこの一篇、私のFBを訪れてくださっている愛しいみなさまのなかには、共感してくださる方も、なんとなく、多いような気がするの。

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周囲の女性たちのなかで、森茉莉の言う「ようすの中に美人を持っている人」を思い浮かべてみれば、やはり、あのひとは温泉でも羞恥を抱くに違いない、と思えるひとが多かった。
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みなさまはいかがかしら。

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