★西洋絵画のスーパーモデル ブログ「言葉美術館」 路子倶楽部

★西洋絵画のスーパーモデル:8「オフィーリア」

 

■若さゆえの純粋さが招いた 狂おしいほどの愛の行方■

 

 人肌恋しく、やたら感傷的になるのが秋だと思う。

 ゆっくりと音楽を聴いたり、絵画鑑賞をするには最高の時期なのだろう。感傷的であればあるほど、音や絵の「美」に対して敏感に反応できるものだから。

 そして、それと関係があるのかどうか、人との関わりについて(特に恋愛関係)深く想いをめぐらせてしまうのも、なぜか、この季節だ。

 わたし、彼を愛しているのだろうか、そして彼は……

 なんて感じで考え始めて、さらにその問題を相手にも考えさせ、ついに喧嘩、あるいは別れ話にまでゆきついてしまう。

 そんな経験がないだろうか。

 そして、それは年齢を重ねるごとに確実に、減ってきてはいないだろうか。

 恋人との喧嘩や、それに伴う涙が……。

***

 今回は、愛に殉じた乙女として、画家たちに愛されたオフィーリア。

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