■解説書かせていただきました「盗作」 飯田譲治 梓河人■
2016/05/19
発売されたばかりの「盗作」(講談社文庫) 飯田譲治 梓河人 著
の「解説」を書かせていただいています。
親友が早速上下巻を読破、私の解説も読んでくれました。
メールで感想をもらったのですが、「世界観が共有」「衝撃でした」「創作についての命題を与えられた」といった文字に、作品を共有できた喜びを覚えました。
そして、このところの私の状況(落ち込んでいるとかそういうのではないのよ、冴えない、ってかんじなのよね、と彼女に言ったのです)に納得できたと言ってくれて、私は他者に深く理解されたことの喜びを感じました。
私の解説については「余分なものがなく、・・・」という最高のフレーズをくれました。嬉しかった。
それにしても作品を読んでからもう随分ときがたつのに、いまだに「盗作」に支配されている感覚がぬぐえないのが正直なところだから、親友が推理したように、このところの「冴えない感」は「盗作ショック」の余波のせいかもしれません。
庭の木々がいきなり芽吹いて、ものすごい勢いで成長し始めました。桜の季節にもなりました。ようやく嫌いなシーズンを抜け出すようで、ほっとしています。