ブログ「言葉美術館」

■■六本木のピカソ展、青の時代の反応■■

2016/05/18

081109_123201大好きなパリ、マレ地区のピカソ美術館。

小説『女神 ミューズ』のトップシーンにも使った、ほんとうに好きな美術館。

その美術館が改装されるため、収蔵作品が世界を巡る。

六本木のサントリー美術館と新国立美術館の二つの会場で、ピカソ。

私は、いつもいろんなところで言っているけれど、「あのときあの場所で観た絵」というのに、異常なほどに執着していて、だから、「あの名画が日本で観られる!」に、興味がない。

現地で観たことのある絵ならばもちろん、まだ本物を観たことがなくても、いずれ、その美術館を訪れて、そこで観たい、と思う。

それなのに、サントリー美術館を訪れたのは、ピカソの青の自画像に、今の自分がどのように反応するのか、知りたかったからだ。

ピカソの青の時代が、私は好きなのではない。目が離せないのだ。

長く精力的に生きたピカソが、一番、死と近いところにいた季節のように思えて、胸が痛くなる。

明るくオープン。

をキーワードにしたシーズンを楽しんでいる自分に、青の自画像をつきつけてみたい。

という、誰かさんたちに言わせれば、「出た出た、自己愛ばりばり」心理となるのだろう。

結果は、やはり、青の自画像は半端じゃないエナジーを持っている、ということを再確認。

それにしても、なんて多くの人が訪れていることだろう。

私はミュージアムショップに座って『彼女はなぜ愛され、描かれたのか~大人のための恋愛美術館』を売りたい、と心から思った。

と、書いてからネットを検索したら、10万人突破、の記事発見。

 

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