■■青参道アートフェア、表現の、熱い場■■
2016/05/18
青参道……青山通りと表参道を結ぶ通りの名。
響きと、字が、私の好み。
アートフェアに協賛している「H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)」の方との出会いがあり、足を運んだ。
現代アート、今を生きるアート。
ここのところ遠ざかっていたので、それらに触れた時、自分のなかにどんな反応が起こるのか、そういう意味で、すこし緊張していた。
スパイラルからスタートして、丁寧にご案内していただきながら、私は、実はかなり胸が熱かった。
ひと周りし終わって、何か気のきいたことを言いたかったけれど、うまく言えなくてもどかしかった。
その夜、夫に「青参道はどうだった?」と聞かれて、私は言った。
「表現したいという欲望と、それを受け取りたいという欲望があった、そんな場だった。日本も、東京も、アンダーフォーティーたちも、まだまだすてたもんじゃない、と思えて、なんだかすごく嬉しかった」
ここで「アンダーフォーティー」という言葉を出したのは、スパイラルに展示されていた作品は、アンダーフォーティーのキュレターたちが選んだもの、というところからきている。
ご案内くださった方は、ぴちぴちのアンダーフォーティー。
すねた私は、ずっと「アンダーフォーティー」にこだわりつづけたのだった。
ところで、私は数年前から「H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)」に注目していた(と威張る)。ふだん、ほとんど指輪をいうものをしないのに、つい、購入してしまったあの日から。