ブログ「言葉美術館」

■■眠る女■■

2016/06/30

100824_122601遠い日のことだけど、眠っている姿ばかり写真に撮られたことがあった。

眠っているときは喋らないから、憎たらしくなかったのだろうか。

……そういえば、「魔の二歳児」と一緒のころ、昼間はデビルそのものでも、眠っている姿はかわいくて、そのギャップにとまどう日々を過ごしたものだ。

さいきん、私は眠らないで仕事をし続けていたい日と、眠るのがとても楽しみな日とが交互にきているような気がする。

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若いとき つらいことに出会ったならば 夜を徹した

けれど いつしか 

つらいことに出会ったならば すぐに くすりをのんで 眠る女に

幾夜徹しようとも 解決できないことが このよのなかにはあるのだと

知りはじめているから

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夏の軽井沢の夜は、眠るための夜。

今年の夏は軽井沢で暮らしはじめて10回目だけれど、こんなにも、軽井沢の夏の夜を愛したことはないように思う。

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