ブログ「言葉美術館」

■「HAPPINESS」 新人物往来社■

2016/06/11

110813_002501名言と写真で構成された本。

写真は動物のなので、私はあまり好みではないけれど、選ばれていた言葉がよかった。

好きな人たちのがあって、好きな人なのに知らない「言葉」に出会えて嬉しい。

たとえばジッド。

嘘で固めた自分で愛されるよりも、ほんとうの自分で嫌われた方が気持ちがいいではないか」。

たとえばコレット。

人は愛されるとき何も疑わず、愛するときはすべてを疑う」。

たとえばピカソ。

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ」。

ピカソの言葉には強く共鳴する。

次の本のことで迷ったとき、いつも私が自問することと同じだから。

今日明日では短すぎて非現実的になるから、一年という時間で私は考える。

一年後、死ぬとして今、情熱エナジー注いで書くべきものはこれなのか、これでいいのか、と。

そうすると、ウイ、ノンがすぐに出る。

もちろん、さまざまな束縛はあるなかでの選択になるけれど。

彼について書きたい、彼女について書きたい、あの小説も完成させたい、軽井沢夫人のあの原稿も発表したい。

やりたいことがあるということも、きっとハピネスのひとつの香り。

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