■■マリリンと幸せな一日■■
2020/09/18
渋谷、スクランブル交差点のところのTSUTAYAの書店員さんは、ずっと前から私にやさしい。
「ココ・シャネルという生き方」を一日に100冊売り上げた実績まであって、そんなに大きな本屋さんというわけではないのに、そこだけでシャネルは2500冊以上、読者の手元に旅立っていった。
軽井沢で暮らしているころから気になって、一度、この目で、特別扱いされやさしくされている私の子どもたち(本のことです、念のため)の姿を見てみたいなあ、とはもちろん思っていたけれど、この性格だから、恥ずかしかったり、こわかったりで、ずっと足を運べないでいた。
でも、以前にも書いたけれど、意味不明の書店恐怖症もいつの間にか治って、すこし元気になってきて、ようやく先日訪れることができた。
担当の方は残念ながらお休みで(また行かなくちゃ!)、けれど、声をかけた書店員の方は、私の本を読んでくださっているようで、私はとっても嬉しかった。
記念に、他の書店ではぜったいにしないこと、自分の本が並べられている様子を写真に撮る、という行為までしてしまった。
娘はいち早く、書店に足を運んでいて、「ぜったい、あれは自分の目でみたほうがいい、感激するって」と言っていた。
売れない作家を母にもつと、ちょっとでも特別扱いされていると、ものすごい出来事となるのです。
というわけでみなさまもぜひ。渋谷、あのいっつもテレビで映るごったがえしたスクランブル交差点、スターバックスのあるところ。TSUTAYA書店さんへぜひ、足をお運びください。
外は雪。
軽井沢に行きたい。「早朝の雪かき連絡電話」は嫌だったけれど、軽井沢の雪が恋しい。