■緊急事態下日記 ブログ「言葉美術館」

■緊急事態21目。楽観と悲観のあいだ、月は世界

 

 この写真は、実家の母から送られてきたもの。

 「モッコウバラがきれいに咲きました」って。

 会いたいのに会いに行けないのがつらいところ。

 

 さて。

 コロナ離婚、コロナ結婚、コロナ不倫危機、コロナ復縁……。

 そんなのを目にするたびに、なにかしらのきっかけを待っている人って多いのかもしれない、と思う。

 何かを決断するのに、理由が欲しいのか。

 あるいは、ほんとうに、「緊急事態」が起こらないと、「そのこと」に気づかないのか。

 って、まるで私は違うわよ、みたいな言い方をしているけれど違わない。

 私だって、この緊急事態のなかだから見えてきた、わりとたいせつなことがいくつかあるもの。

 

 今日もまた一日中原稿書き。そして、ようやく次に出版予定の本の第1稿を書き上げた。嬉しい。 明日、最後に目を通して編集者さんに送ろう。締め切りに間に合った。

 それから、公式サイトでの新しいことのための準備と水上彩ちゃんとの電話打ち合わせ。それから動画を撮ったりしていたら2時半をまわってしまった。

 今日はそんなだから、簡単に。

 コロナ禍をめぐって、さまざまな人がさまざまな主張をしている。

 いろんな分類があると思うけど、ひとつの分類として「楽観」と「悲観」があると感じる。

 そして、私はどちらなのだろう、と考えて、すぐに答えが出た。

「楽観と悲観のあいだ」

 そこをゆらゆら揺れている。

 それと、もうひとつ感じたこと。

 私は、楽観的な意見のなかに、すがりつくように「YESの根拠」を探しているように思う。このくらいのことはして大丈夫、という根拠を。確実なことなんてないのに、そうしている。

 今日は食事も忘れていたくらいだから、さすがに限界。

 最後に、お友だちの大河内直子さんから届いたすてきな動画をご紹介します。月が世界。直子さんの翻訳が好き。松田眞樹さんのピアノが好き。2分の物語世界へどうぞ。

 

 

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