*FB*冬眠
2016/06/25
ごきげんよう。
昨年末の忙しさによるエネルギーの枯渇で、うっかり冬眠しておりましたら、もう8日ですって。
びっくりだわ。
びっくりだわ。
それにしても、ほんとにね、毎年のことながら、年始は苦手だわ。
なぜかしら。
なぜかしら。
ポジティブ強要ムードが嫌なのね、きっと。
……まあっ。勝手に感じているだけですって? そうかしら。
ということで冬眠明けの私からみなさまへ。
今年最初の言葉のプレゼント。
今年最初の言葉のプレゼント。
「よく冬の時代などと言うけれど、人間にも死んだように休眠する時期が必要なのだ。でないと、再生できないよ」
桐野夏生「ナニカアル」(これ、林芙美子がヒロインの小説)の冒頭からでございます。
すばらしい薔薇を育てる男性の言葉。
……薔薇って、虫がついたり病気になったりしても、冬の間に休眠して治して、春には再生するのですって。
だから冬っていうのは、とても大事な時期なのですって。
私、冬眠のエントランスに、ちょっとだけね……と、この小説を読み始めて、いきなり落涙、そして安心して、冬眠したのでございました。
絵はゴッホが亡くなる年に描いた薔薇でございます。
大好きなみなさま。
2016年もどうぞ仲良くしてくださいな。
2016年もどうぞ仲良くしてくださいな。
*お知らせ*
フェイスブックを利用しない方々から、そちらでの記事も読みたいです、とのお便りをいただき、ちょっと考えたのですけれど、今年からブログでもフェイスブックの記事を掲載することにしました。
文体が違いますけれど、ちょっとなつかしの軽井沢夫人的。どうぞお楽しみください。