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*FB*マリア・カラスのライヴ ご報告

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ごきげんよう。

九州で大変な想いをなさっている方々や、その周辺で起こっている事柄に、さまざまな想いを抱きながら、それでも、自分がいますべきことを見つめることに、なんとか集中しようと、気を奮い立たせる金曜日の午後。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本日は、水曜日の夜、銀座シグナスでのライヴ、「マリア・カラスへのオマージュ」のご報告でございます。

観客のみなさまの想いを、ステージでこんなに感じたのは、はじめてでした。
みなさまのお気持ちが前のめりになっている、そういう表現でよいのでしょうか。
とにかく観客のみなさまの想いが、私の想いをさらに高めた、そんなステージ。

黒川泰子さんの歌は、やはりすばらしく、あまり聴き入ってしまうと、泣いて語れなくなるから、ほどほどに気をそらさないといけない、という、拷問のような時間。
ピアノの北川美晃(きたがわよしあき)さん、そしてヴァイオリンの西垣惠弾(にしがきけいた)さん、おふたりの演奏にも、心うたれました。

音楽って、いい。

……感動すると、私はひじょうに単純な言葉しか、出てこないのでございます。

最初にすばらしい歌をご披露くださったカンツォーネ&クラシックシンガーのSNNJOさんからいただいた、
「ここ数年の中で私には一番のライヴ」
という、うそみたいに嬉しいお言葉、胸に大切に抱いて、前にすすんでゆこうと思います。

本日の言葉のプレゼントは、ライヴの朗読のなかから。

マリア・カラスの言葉として。

「私がもっとも我慢ならないのは、ふつうの仕事を、ふつうの水準でやれ、と求められること。最高のものしか、私には要求してほしくないし、最高のものしか、私は見せたくない」

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