★新刊★娘の夢子が設立したひとり出版社「ブルーモーメント」から
私にとって、特別な本が発売されます。
2冊同時刊行。
書名は、
『それでもあなたは美しい オードリー・ヘップバーンという生き方 再生版』(ブルーモーメント)
『あなたの繊細さが愛おしい マリリン・モンローという生き方 再生版』(ブルーモーメント)
なぜ特別かと言えば、新刊の奥付には「著者 山口路子」「発行者 竹井夢子」と記載されているからです。(山口路子は旧姓であり筆名でもあります。本名となると、竹井路子となるのです)
(*仮のカバーでの撮影です。完成しつつあるカバーはもっともっと美しいです。)
ああ。こんなことが人生には起こりうるんだなあ。
いまでもちょっと夢を見ているようなかんじです。
いままで、私の本を読んだことがなかった娘なのに。まさかこんなふうになるとは。
ひとりで感極まっている気持ち悪い女の文章にならないようにこころがけなくては、と自戒しながら書いています。
(*出版社ブルーモーメント のサイトより)
私のひとり娘、竹井夢子がこの夏に出版社「ブルーモーメント」を設立しました。21歳。
その経緯は彼女による
に詳しくあります。
連載は終わっていないので途中までですが、掲載しましたので、ぜひお読みください。
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「ひとり出版社、やってみようかな」
「おもしろいんじゃない? 夢ちゃんなりのやり方でいけば」
そんな話が出たのは、7月10日の引越しから1ヶ月くらいが経過した8月中旬ころでした。
少しして、こんなラインが送られてきました。
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考えた結果、以下の条件を受け入れてくれれば本気でやってみる。
1:原稿以外のこと(いままで出版社に任せていたこと全て)はすべて私に任せる。
原稿をぽいって渡して、あとは売って〜というイメージ。
2:ママは売り上げの●パーセント、私は●パーセント。(←さすがにここはふせます)
3:1人か2人、事務関係他を任せられる人を採用する権利を。(←結局資金繰りで断念。ひとりで格闘)
4:9月末までに改稿したものを完成させる。オードリーとマリリン2冊。
5:売り上げが出るまでお金を借りたい。(←1冊の本を作るって莫大なお金がかかるんですね)
6:合同会社の代表になりたい。司法書士さん税理士さん関係のことをお願いしたい。
7:経営がうまくいった場合、私が好きな本を出版する権利がほしい。
8:来年の4月入社までは全力を注げるけど、入社してからのことは未定ということを了承してほしい。(↑内定している会社では副業が認められているのです)
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私は、ラインには「考えておくね」と返信し、帰宅した娘に言いました。
「条件はなんの問題もないけど、ひとつだけ、ちょっと心配なことがある。いままでそれぞれの人生楽しみましょ、みたいな関係だったけど、これをすることで、夢ちゃんとの関係が悪くなったりしないか、それが心配。大丈夫かな」
彼女は、ちょっと間を置いてから言いました。
「だいじょぶでしょ。それぞれスタイル違うし、著者と編集者だし」
「じゃあ、やってみて。期待しているよー、売ってよー。このマンションの家賃高いからねー。出て行かなくても済むようにねー」
「ほんとだよ、ママもがんばって書いてよねー」
そんな会話だったと記憶しています。
このブログでも、これまでのエピソードなどを書いてゆこうかな、という気になっていますが、とにかく想像を絶する行動力でした。なまけている私に、やれやれ、と言いながら、印刷所各社、取次各社などなど、飛び回っていました。
夏に言っていた「12月の初旬発売を目指したい」、これが実現しました。
★予約販売開始となりました。(書店では12月7日発売です)。
いろんな事情で、予約購入してくださると、ほんとうに嬉しいのです。
みなさま、ぜひ。
生き方シリーズの再生版ですので、内容がまったく違うわけではありませんが、序章は書き直し、本文もかなり手を加え、再生版あとがきも、もちろん書いています。
なにより、こだわりにこだわった装丁が、私は美しいと思います。
★予約購入はこちらから。特典もありますので。
ラッピングにもこだわって発送します。
このサイトも、夢子がひとりで、ときおり半狂乱になりながら格闘して作っていました。
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