◇おしらせ ブログ「言葉美術館」

◇「サガンの言葉」が韓国デビュー

 

「サガンの言葉」が韓国で出版されたようです。

 担当編集者さんから「韓国で出版したいという依頼がありました」という連絡→「そうですか、嬉しいですね」→時が経過→韓国語版の本が届く。

 という流れなので、自分のこととは思えないぼんやりしたかんじなのですが、最後のページにたぶん著者紹介で私の名と1966という数字があるので、たしかに私の本が翻訳されたようです。

 

 たよりない記憶によれば、処女作の「彼女はなぜ愛され、描かれたのか」が中国で、「特に深刻な事情があるわけではないけれど私にはどうしても逃避が必要なのです」が韓国で出版されています。共著ではほかにもあったかもしれない。

 それにしても、選ばれたのが「サガンの言葉」であったのが嬉しいです。

 1冊、さしあげられそうですので、韓国語版、欲しい方いらしたらご連絡ください。

 サガンからの言葉のプレゼント。

***

だいたいの場合、人生は、人生のあるべき姿とは
まったくかけ離れたものになってしまっています。
人は折れてしまうのです。
でなければ人間のなかの何かが折れてしまうのです。

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 そう。

 たまにこれを忘れてしまうから、自分に期待しすぎて苦しくなるの。

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