◇オードリー・ヘップバーン重版
2016/06/25
『オードリー・ヘップバーンという生き方』またまた重版です、と編集者さんからご連絡いただきました!
とっても嬉しいです。
「まえがき」からちょっと抜粋します。
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やはりオードリーは「優等生」と言っていいと思う。けれど、優等生には優等生なりの苦しみがあり、そしてこの優等生は、不合理なほどに「愛情」に飢えていた。
そして生来の感受性ゆえ、つねに「悲しみ」をたたえていた。
それでも、それらをすべて覆い隠すほどの美しいヴェールを彼女はもっていて、つねにそれを身にまとっていた。六十三年の人生を通じて、それを脱いだことは一度もなかった。
そのヴェールとは何か。
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これを探ってゆくかたちで、オードリーの人生を追っています。オードリーの生き方は、私の精神の糸みたいなのをピンと張ってくれるような、そんなエナジーをたたえています。
ひとつ、オードリーの言葉をご紹介。晩年に、息子のショーンに言った言葉です。
「愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ」