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◇トークイベント:8月17日「1959年夏にあったこと」

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ごきげんよう。 

8月が始まりまして、2016年の夏のど真ん中、ってかんじで、なにかいろいろなことが起こりそうな予感にときめく昼下がり。
そうよ、いくつになっても、ときめきの「予感」くらいはありなのでございます。
優しくうなずいてくださるみなさま。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、そんな、夏のまっさかり、トークイベントのご案内でございます。

憧れの秦早穂子さんに、お話を伺うという、ありえないほどの「幸運」が、めずらしく私のもとへ。
秦早穂子さんといえば、28歳の夏に、ゴダールの「勝手にしやがれ」を20分のラッシュを観ただけで買い付けを決め、周囲の反対を押し切って、「息切れ」という原題に「勝手にしやがれ」っていう最強の邦題をつけて、日本公開を実現させた方。

でもね、私にとっては作家、秦早穂子なのでございます。

秦早穂子の「シャネル 20世紀のスタイル」がなかったら、私は「ココ・シャネルという生き方」を書いていなかったし(断言)、ほかにも、岸惠子との往復書簡「パリ・東京井戸端会議」とか最近では自伝的小説「影の部分」とか、ラインがいっぱい引かれているのでございました。

秦早穂子さんだけでも贅沢すぎるってものですのに、さらに芳野まいさんにもお話を伺えるという、私にとってはこの上なくゴージャスなイベントでございます。

……だけと、ほんとはものすごいプレッシャーでぺたんこにつぶれる寸前。応援にいらしてくださると心強いのだわ。

■8月17日17:40~19:30■
『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』
デジタル・リマスター新訳公開記念トークショー
ーーー「1959年夏にあったこと」ーーー

◆第1部 1959年前後のフランス、パリ、ファッション、映画(約40分)
芳野まい
山口路子(聞き手)

◆第2部 1959年夏パリー2016年夏東京(約60分)
秦 早穂子
山口路子(聞き手)

■参加申し込み:メッセージでご連絡ください。
私のぶんのチケット数に限りがありますので、ご興味ある方は、どうぞお早めに!

詳細はこちらからどうぞ「アンスティチュ・フランセ」のサイト

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