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*FB*山口路子の朗読サロン「あなたに生をあたえたい」

ごきげんよう。

さいきんつくづくと思うことは、夭折せずに50歳を超えた私にとって「人生は長い」ということ。
これについてはブログに書くつもりですけれど、先日もほぼ同年齢のお友だちの「過去」を聞いて、また「人生は長い」と思ったのだったわ、としみじみする夕刻のエントランス。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

「山口路子の朗読サロン」、いいの、たとえ一日十数名しか聴いてくれていないとしても、たったひとりの胸に、なにかが届けばそれで。
いいえ、いじけているのではないの、ほんとに、ほんとに、ほんとに、そう思うの。
それで本日アップした「あなたに生をあたえたい」、これは、私自身が、とても好きな一遍。
なぜか、とちりモードですけれども、お聴きくださると嬉しいです。
読みながらほんとに人生は長い……と、またまた思ったのよ。
だって、これ娘が1歳とかいっているの。もう彼女18歳なのに。

本日の言葉のプレゼントはこちら。エリュアールの詩。大好きな、涙が出ちゃうくらいに大好きな詩。

***
このわたしは 
あまりにもあなたの近くにいたので
他のひとたちの近くでは
寒いのだ
***

……私……寒い……。えーん。

それでは10分間の朗読サロン、こちらからどうぞ。
★うっかり人生がすぎてしまいそうなあなたへ
「あなたに生をあたえたい」
一九〇六年六月二十一日
正午に
あなたは
わたしに生をあたえた
(ポール・エリュアール『N』)

 

 

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