■■「VOCE」、ココ・シャネルの“嫌悪力”☆■■
2016/07/01
いま発売中の「2009 VOCE(ボーチェ)12月号」(講談社)、に記事が掲載されています。ぜひ、ご購入ください。どうしても立ち読みしちゃうという方にはこっそり、P267・・・。
でも、これは購入の価値あります。
特集のテーマは「叶える力」。
オードリ・ヘプバーン、白洲正子、マイケル・ジャクソン、田中絹代、ロマーヌ・ボーランジェ、ジュルジュ・サンド、ビリー・ホリデイ、宇野千代、そして、なんと! ガラ・ダリ……などなど、あちらこちらのセレブたちが登場しているのですから!
「ココ・シャネルの嫌悪力」という見開き2ページの記事は、とってもスタイリッシュ」、キレのよい文章に、鋭いデザインです。
ライターは小川聖子さんという、とっても可愛らしくもエナジーあふれる若いぴちぴちな女性で、私の本を、深く読み込んでいらしてくださったので、話もはずみました。
私も、そんなに多くはないけれど、インタビューなどを受ける機会があります。
そのとき、「ああ、このひと、ちゃんと読んでくださっていないのだな」と思うと、やはり気持は萎えるものです。
感想すらおっしゃらない方も多く、なかには、なんと「ごめんなさい、読んでいないんですけどー」と堂々とおっしゃる方もいらして、そういう方に出会うと、その方の調子に合わせて「ごめんなさい、帰りたいんですけどー」などと言いたくなります。
愚痴をいうと、こんなに長くなってしまいますが、小川さんは、そういったなかにあって、際立っておいででした。
そして、担当編集者のぴちぴちに若い殿方、福田秀芳さん。
彼も、なにかこう、とっても情熱がおありでした。
よい誌面をつくりたい、自らが信ずるものを発信したい、そのためにはエナジーを惜しまない方、といった印象を強く持ちました。
おふたりの、瑞々しくも、絶対に軽視できない情熱にふれて、私は胸が熱くなりました。