*FB*『ココ・シャネルの言葉』トークイベントのご報告
ごきげんよう。
人生に新しい風が、それは冷たい氷のようであったり、やさしい愛撫のようであったり、いろんな種類の風ですけれど、そんなのがふいているわ、とかんじる火曜日の夜。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
11月26日の日曜日は『ココ・シャネルの言葉』トークイベントでした。
新しくなったブルーモーメントでのはじめてのイベント。
真紅の薔薇に見守られるなか、シャネル色のひとときを過ごしました。
今回のトークイベントは、私にとって、とっても意義深いものとなりました。
というのも、参加してくださったみなさまが、私の創作活動について、シャネルへの想いについて、さまざまな質問をくださったからです。
なにか、そこに私は愛を感じてしまって。
みなさまはシャネルそのものの人生については、すでに私の本『ココ・シャネルという生き方』も『ココ・シャネルの言葉』もお読みくださっていて、そのことを私は予想していたので、私自身、最初からシャネルの人生について話すつもりはなかったのですけれど、それにしても、みなさまの熱意、知りたい、という想いに胸うたれ、私は、私自身と真摯に向かい合わなくては、みなさまの熱意にこたえることができない、ごまかすことが許されない、そんな貴重な時間をいただいたのでした。
これをギフトと呼ばずして何と呼びましょう。
ほんとうにありがとうございました。
……って、この記事を書いていましたら、担当編集者の陽子さんから嬉しいメールが。
「ミッドタウンのツタヤで1位ですっ」って。
ほんとうに嬉しい。
いま、3刷ですけれど、もっと版を重ねてほしいな。
本日の言葉のプレゼントはシャネルから。
イベントに参加してくださったみなさまがお持ちくださった本にサインをする際、どの言葉がお好き?
とたずね、その言葉をサインに加えたのですけれど、一番多かったのは、
◆私は確かな「嫌悪の精神」をもっている。
そして、おひとり、この言葉を選んだ方もおいででした。
◆人が何を残せるのかといえば、人生のなかで何を考え、何を愛してきたかというだけ。
どちらも、私にとって大切な言葉です。