*フェイスブック記事 ◇おしらせ ブログ「言葉美術館」

*FB*「二子玉川高島屋3/8トークイベントのご報告」

ごきげんよう。
ひさしぶり、ひとりきりの日曜日の昼下がり。
Secret Gardenの繊細なメロディにたゆたって、しっとり気分。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本日は、3月8日金曜日トークイベントのご報告です。

国際女性デー 「HAPPY WOMAN FESTA 2019」。
二子玉川高島屋会場。

オープンスペースとのことで、ざわめき覚悟でまいりましたが、そんなことぜんぜんなくて、満席の会場のみなさんの熱気がぐんぐん伝わってきて、私も自然と、熱くなっちゃったのでした。

テーマは「真の美しさとは」。

えー。そんなの私が教えて欲しいわ。

自分でテーマを決めたくせに自棄モードになった日もあったけれど、真剣にこの根源的なテーマと向かい合えたことは、私にとって良い刺激となったようです。

一般的に美人といわれる外見をもっていても、私が美しいと思わない人はたくさんいるし、いわゆる美人といわれる外見をもっていなくても、年齢を重ねてしわくちゃになっていても、私が美しいと思う人は、多くはないけれど、存在します。

真の美しさって、なんなの?
私が思う、美しい人ってどんな人なの?

おそらく。
自分が幸せである状態が何よりたいせつ、と知っている人は美しい。

これって、自己愛とも通じると思うのですけど。

自己愛? 他者への愛ではなくて? 他者の幸せを願うのではなく自分の幸せ?

それってダメじゃん。

っておっしゃる?

ぶるんぶるん。
そんなことはない、って私は思うの。

私は、自己愛礼賛主義。
でも、自分を愛するってかなり難しい。ほんと、困難よ、これ。

それなのに、難しいことなのに、すっごく重要なこと。

自分が幸せでなければ、人生における最重要課題のひとつ、ひとを愛する、ってことができないから。

じゃあ、幸せってなに?

サガンの言葉を引用しました。

「幸せとは自分のしていることをけっして恥に思わない状態です」

だから、あ、じゃあ、いまはダメな感じ。しょんぼり。

そう思ったら、いまいる場所に座ったままじゃいけなくて、立ち上がり行動を起こさないといけない。
自らの幸せは、そこにいたまま求めているのでは手に入らない、って私、いろんなことで学習したように思うわ。
たいていのことは忘れちゃっているけど。しくしく。

それからもうひとつ。

美意識を失わないでいる人は美しい。

そりゃそうでしょ。それで、美意識って何?

えーと。
自分自身がどんな人間なのか、何を美しいと思い、何を美しくないと思うのか、そういことから離れない精神のあり方、かな。

ひとりきりでいるときの姿、いちばん好きなひとに見られても大丈夫かどうか、そういうことも含めて。

自分を、物事を「見つめる」ということ。

「よく見ると、ほんとうにいろんなことが見えてきます」。

って、これは敬愛する中田耕治先生のお言葉。

つくづく思うの。
自己探求っていう、おやみない精神活動、これよね、やっぱり、って。

そんなことをお話させていただきました。

ご来場くださったみなさま。
ありがとうございました。

そして、「誰もいないと淋しいから応援にきてきてー」と甘えてみたら、ほんとにいらしてくれた、たいせつなお友達たち。どれほど心強かったか。嬉しいから、ちゅっ。

写真、左上。司会の多賀谷真梨さんとのトーク。
左下は、今回の機会をくださった内田容子さんと。容子さんは好意だけで私のマネジメントもしてくださっているの。
右下は、「マドンナの言葉」発売日ということで駆けつけてくださった大和書房、担当編集者の藤沢陽子さんと。

本日の言葉のプレゼントは、トークでも紹介したシャネルから。

「醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない」

きゃあ。厳しいわね、シャネル。
精進いたします……

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