ゆかいな仲間たち よいこの映画時間

◎9本目 「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」

2017/05/10

み:タイトルの「MON ROI(モン・ロワ」ってどういう意味?

り:「私の王」ですって。

み:王様! ああ、なるほどね。分かるわかる。なるほどね。

り:絶対に同じ事を繰り返す2人でしたよね。

み・り:永遠に!

み:永遠にな!って感じでね。

り:でも分かる。その時は嫌だって思っていても、そこが良かったんだよなーって思ったり。本当に相手が嫌な時って、笑い話も全然笑えないし、キスもしたくなくなるっていうのは、本当によく分かる。同じだって思って、凄く共感出来た。

み:ひたすら共感たっぷりな感じで観てた?

り:うん、何となく分かるなって感じで。でも、うーん。同じ立場だったとして、昔の自分だったら関係を続けてたかもしれないけど、今だったら簡単に断ち切れるかなという部分がある。だからエマニュエル・ベルコ演じるトニーのようにはならない…かな?
終盤でトニーが、暴力だけが痛みじゃないみたいに言ってましたけど。

み:本当に最後の方だね。弁護士事務所でのシーンね。

り:もうだって、DVじゃないですか。ヴァンサン・カッセル演じるジョルジオの態度は。

み:おもいっきりね。

り:精神的にも痛みを与えつつ、コロコロコロコロ態度が変わる感じ。飴と鞭じゃないですけど。

み:支配者だよね。

み・り:王だからね。

り:自分達の息子の面談をする最後の場面でも。

み:ジョルジオを映す舐めるようなカメラワークね。

り:そう。トニーがジョルジオを見るまなざしが、出会った頃のまなざしと全く同じじゃないですか。永遠にループですよね。何年経っても。

み:今更そういう映画を撮る理由っていうのは、監督の中に凄くそういうのに対する想いがあるって事だよね。

り:男目線な感じではないですよね。

み:本当に2人の関係が典型的でしょ? りきちゃんが今言ったように、飴と鞭で、言う事をコロコロ変えて。DVを旦那さんから受けてるのに、中々離れられない奥さんの典型。何かした後は必ず「許してくれ、君が居ないと生きていけないんだ」って言ってきて、また戻るみたいな。それをあれだけ永遠と見せつけられて、私はもう、おえーって感じだった(笑)

り:(笑)

み:自分にも無い訳ではないけれど、2人は凄くクレイジーでしょ? だから恋愛とか男女の関係とか、男と男もそうだと思うけど、映し合いなんだなって思って。どっちもどっちなんだよね。トニーのクレイジーさ、やたら馬鹿笑いする所、すぐにはじけちゃう、キレやすい、感情の起伏が激しい。そういう部分がジョルジオにピタッと合っちゃったりするから、本当にどっちの責任という訳では無くて、この人とこの人だからっていう。

り:合ってるっちゃ合ってるんですよね、2人は。

み:そうなのよ。だからやっぱり組み合わせ。ジョルジオも、きっと他の女の人とはこういう風にはならないし、トニーも他の男の人だとこういう風にはならないと思う。男と女には組み合わせがあるって思ってるから、それが本当によく出てるなって。

り:「愛してるからこそ会わない」っていう台詞がありましたけど、そういう意味では凄くよく分かる。会ったらお互い爆発ですもん。

み:うん。女優さんとしてトニー役のエマニュエル・ベルコがあまり好きじゃなかったから、観てて辛いのもあるし、役柄とトニーの職業が合ってないような気がしてならない。トニーって弁護士なの?って。弁護士じゃないよね。

り:でも弁護士なんですよね。

み:びっくりしたよね。途中で何気なくそれが明かされて、えっ!?って思った。どこかのウェイトレスか社会的に立場のある人には見えなかったの。描き方に無理がある。

り:お堅い職業に就いてるから。

み:ああいうのに惹かれるっていうのを出したかったのは分かるけど、だったらもうちょっとそういう職業の人っぽくしないと。

り:普段の生活からは全く出ていないですよね。

み:出てない。叫ぶシーンとか、怒鳴り合うシーンが多かったでしょ?

り:疲れる?

み:自分がやってきた事だから分かるけど、折角そういうのは嫌だって思っているのに、抜け出したい世界をもう1回見せつけられる気がして、ごめんなさいって感じ。もう分かりましたから、見せないでください…。私もあんな風な事をずっとしてきたけど、もう嫌なんです…っていう。本当にもうドロドロの醜いもの、内臓を見ちゃったって感じよ。

り:そういうのを繰り返させない為の映画?

み:なのかしら。実は教訓?

り:教訓? 自分がこうだったからとか?

み:実は学校が薦める映画みたいにね(笑) かもしれないね。だからその中で、ルイ・ガレルが救われる存在として。この映画のルイ・ガレル最高に良くない?

り:子どもをあやしてる所とかも。

み:ねっ、かわいい! 私も分かった。この人、今回本当に素晴らしいと思った。醜い川の流れの中に、ぽっと咲く小さな草みたいな。黄緑色の生まれたばかりの草の様にルイ・ガレルが居なければ、この映画は耐えられないものになっていたと思う。

り:ずっと安らぎがないですもんね。

み:今回ルイ・ガレルが、本当に平凡な、お姉ちゃんを心配する普通の男の子の役として出てるでしょう? それが普段の役柄とのギャップもあるんだろうけど、とても良かったな。抑えた感じの役柄。

り:ミイラの子と付き合ってる。
(映画中にそういう風に言ってるシーンがあるのです。ちなみに、イジルド・ル・ベスコという方。)

み・り:ははは(笑)

み:可愛いよね、本当に。

り:実は普段ああいう感じなのかなって。

み:思っちゃうわよね。あれ絶対ファン増やしてると思うんだ。

り:結構子煩悩なのねって。

み:そうそう。あと、素朴な3枚目っぽい所があったりして。

り:ヴァンサン・カッセルはどうでしたか?

み:私ね、ヴァンサン・カッセル昔から好きじゃないの。今回も好きじゃなかったけど、でも、ああいう男っているよねっていうのを凄く演じられてたと思う。

り:そういう役柄上手いですよね。変な男とか、わぁーっと喋る男と。それが素なのかもしれないけれど、凄く上手い。野獣さとか。漲ってる感じとか。

み:りきちゃんは、ヴァンサン・カッセル好きなんだっけ?

り:いや、別に。

み:でもタイプ的には好きでしょう?

り:嫌いでは無いと思う。鼻の形とかも好きだし。

み:女優さんはどうだった? 結構好きじゃない? あまり綺麗では無いし。

り:ちょっと違う。あまり綺麗じゃ無いけど、私が好きな感じでは無い。

み:何でエマニュエル・ベルコを使ったんだろうね? ちょっと苦しいと思った。
(後日、フランス映画祭2016でのマイウェン監督の記事を見た所、「美しく若い女性とばかりつきあっていたジョルジオの人生における変化を描くため、目を見張るような美人ではない人がよかった」とありました。)

り:エマニュエル・ベルコの名前はちょいちょい聞きますけど。

み:たまに綺麗だなって思えるのが一瞬あるくらいで、あと全部醜い。

り:監督もやってますよね。

み:凄く才能のある人なんだと思う。

り:「太陽のめざめ」の監督なんですね。

み:あっ、そうなんだ。

り:「太陽のめざめ」で15年のカンヌ映画祭のオープニングを、女性監督としては史上2度目、28年ぶりに飾るという快挙を成し遂げるってパンフレットにはあります。マイウェン監督の妹があのミイラ女みたい。

み:あっ、そうなの?

り:オゾン監督の「彼は秘密の女ともだち」に出演。

み:全然覚えてない。

り:私も。

み:もう観ないと思う。

り:だから避けてたんですね。

み:うん、多分ね。
「愛につけられた傷は、やがて輝く生きた証に変わる―すべての女性の胸を焦がす10年間の物語。」ってある。

り:ちょっと違う。

み:全然違う。ちょっとじゃない。まるっきり違うわよ。

り:今も続いてますもんね。いったりきたり。

み:ヴァンサン・カッセルって私と同じ歳だ。1966年生まれ。何かこんな2人みたいな親の元に生まれたくないね。アニエス役の人はモデル役だったけど、本当にモデルなんだね。

り:アニエスっていう名前が、それに近い名前の寄生虫を思い出しちゃって。

み:何?? そんなの知らないよ! 何それ?

り:何かずっと気持ち悪いって思ってた(笑)

み:やだー。そんなの全然知らない。寄生虫の存在を(笑) 知った方がもっと気持ち悪い。

り:所々で、ジョルジオが涙を流しますよね? あれは本当の感情だと思いますか?

み:うん、本当の感情だと思う。彼自身も全然バランスが取れてないから、その時々に今度こそ立ち直ろう、今度こそ頑張ろうって思ったり、子どもに対して感動したりするのも全部本当なのよ。だから厄介なの。それを嘘っていう風にコントロール出来るようなものを持っていれば、こういう風にはならない。だからこそ、トニーも離れられないんだと思う。

り:その場の感情に従って生きているって事ですよね?

み:そうそう。だから厄介だけど、ある意味正直。


み:パンフレットとかでは「ベティ・ブルー」と「ポンヌフの恋人」と比べてるけど、違う。

り:私は両方観てはいないです。「ベティ・ブルー」って、すきっ歯の人のですよね。ベアトリス…。

み:ベアトリス・ダル。是非観て。両方共好き。「ベティ・ブルー」は狂気の愛なんだけど。でも、今観たら嫌なのかな。今観たら、「ベティ・ブルー」もおえって思うかもしれない。

り:その時だからっていう時期ありますよね。

み:あるある。絶対にある!

り:本でも映画でも。その逆もありますよね。

み:そうそう。勿論。

り:昔は苦手だったけれど、時が経ったら凄く良くなったとか。

み:あの時は分からなかったけど、今なら分かるっていうのもあるし。それはあるわよね。特にこういう恋愛のドロドロのは、もう分かってるよっていう感じがする。

り:ふふふ。

み:離婚したいってトニーが言う場面で、何とかしたら息子の親権を取られるぞ!って脅されて、車を降りて雨の中で叫ぶシーンあるでしょ? あれは痛くて見てられない。ああいうどうにもならない気持ちは、叫ぶしかないって。自分の中から全部出すぐらいの叫び。叫ぶ事でしかその場を解消出来ないっていうのは、そうなんだよねって思うんだけど、本当に見たくないものを1つひとつ取り出して、はいっ、次はこれ、はいっ、次はこれって見せられてる、そういう映画でした。本当にごめんなさい、二度としませんから許して下さいみたいな、そういう拷問の様な2時間でした(笑)


り:(笑) 私、意外と嫌いじゃないかもしれない。

み:うん。りきちゃんと私の間には、20の年の開きがあるのよ? 私も「ベティ・ブルー」を凄く良いって、愛しい映画だって思ったのと同じ様なのを感じてるはず。だって似た様なものを持ってるんだもの。

り:これぐらいになる人に、今は出会いたくって仕方がない。

み:(笑)

り:今はそれくらいになってる。中々居ないじゃないですか。

み:居ないいない。

り:そこまで感情を露わにして、お互い言い合うみたいな人って。出会ったとしても、ちょっと自分を良く見せようとか、自分が我慢しちゃったりする部分もあるけど、ここまで出してっていうのは無い。

み:でも出せる相手って事だから、相手もちょっと同じものを持ってないと、出したら引いてっておしまいっていうパターンが多いでしょ? だけど、ああいう風に感情を出し合って、ぶつかり合える、実はそこにお互い喜びというか、何かの証を感じるカップルていうのは、そうそう成立しない。私達はそういうのを持ってるタイプだから、後はそういうのを持ってる人を探せば良いだけなんだけど、そういう人は中々居ないから、出会いたいって思うのは私も良く分かります。結局同じエネルギーで、自分にぶつかって来てくれる人って中々居ない。だからそれは貴重。ある意味それを羨ましいと思えて、これだけの人に巡り合えたんだっていう気持ちも無いといったら嘘になるかもしれないけどね。結局相手に、凄いエネルギーをぶつけてるって事だもんね。エネルギーを費やしてる。夢中になったり、エネルギーをぶつけ合ったりするのは良いんだけど、罵り合いが少ないのが良いな。

み・り:(笑)

り:次回以降はそうしましょう。

み:子どもが欲しいと思うのも嘘では無く、好きで好きで仕様がない、全てが欲しい、だから2人の子どもが欲しいっていう気持ちは分かる。全然嘘が無いのよね。
貴方の全部が欲しいとか、どんなに食べても食べ尽くした感じがしないとか、そういうのに似た言葉を相手に投げかけて、それを本当に喜んで受け止めてくれる人と、ちょっとこの人怖いかもって思う人、両方居るでしょう?

り:居るいる。

み:そういう意味では、この2人は本当に一致しているのよね。

り:まさに今、そういう人が欲しい!

み:あっはははは。欲しいのね。

り:そして、トニーが平穏を求めているっていうのも分かる。凄く分かる。その流れは、自分と似ている部分があるなって思う。全くトニーと同じ様な事をしましたもん。

み:記憶を辿っているが、私も何回かやってるかも。だからこの2人の新しい恋人はきっと悲惨よね。トニーは落ち着いた関係を築ける相手と一緒に居て、その人は息子とも仲良しなんでしょう? でも絶対その相手は「モン・ロワ」にはなれない。

り:なれない。だからこそ、また再びジョルジオに逢った時に惹かれてしまうんですよね?

み:そうなのよね。あーあって感じだったものね、最後。ダメなのよね。

り:ジョルジオから昔貰った時計をつけてるしね。

み:それを見てにやりとしてね。王様は支配者だから。

り:シメシメみたいな。でも、変な邦題じゃなくて良いですね。「私の王」とかじゃなくて。

み:行かないでしょう、それ(笑) じゃあ「私の王」いつ行く? 行かないよね。

り:行かないいかない。今回のタイトルは、ちゃんと原題を使ってくれたのは良い。

み:多分、付けようが無かったんだと思う。

り:でもやりそうじゃないですか? 「私のなんとかの男」みたいな。日本人がやりそうなタイトル。


み:やっぱり女優は失敗してると思う!

り:(笑)

み:だって説得力が無いのよ。今、最初のシーンを思い浮かべてたんだけど、トニーがジョルジオに水を引っかけて誘うけど、そこで彼が興味を示すっていう。

り:気持ちが分からない?

み:そこからもう、えっ!?って思うから、何が良いんだろうと思っちゃう。

り:それはジョルジオも言ってましたよね。美しいだけがなんちゃらって。


み:まあね。そうだけどさ。取って付けた様な台詞よ。

り:味のあるのがたまにはって。

み:それにしてもでしょう? もっと美しいだけでは無く、何か魅力があるみたいなのが。絶対に皆、思ってると思う。この役が違ったら、もっと良い映画だったんじゃないかって。

り:フランスではエマニュエル・ベルコの評価ってどういうものなんですかね。

み:日本と違って業績や知性で評価するから、高く評価されてる様な感じはするけどね。監督もして、体当たり的な演技も出来ちゃうんだって。

り:昔、彼女が監督で主演もしている映画を観たいと思った事があるんですよね。見逃した上に、DVD化されなくて。未成年の男の子を愛してしまうみたいな話だったかな…。「なぜ彼女は愛しすぎたのか」だ!

み:何それ? 私の本のタイトルみたい(笑) そんなのあった?

り:それもフランス映画祭でやってたのかな? 公開もされたんですけど、結局DVD化もされてない。それをずっと観たいと思ってて、何回か調べたりしてるんですよね。

み:それは何で観たいと思ったの? 何がきっかけだったの?

り:未成年と熟女の関係みたいなのが気になって。

み:それが観られていない無い訳だ。

り:検索しても情報が少ないんです。

み:じゃあ話題にもならなかったんだ。主演した映画と自分が監督した映画って違うだろうから、今回の映画のテイストが似てるんじゃない?とは言えないだろうけどね。

り:その映画に関しては、写真を見る限りではどう見ても普通のおばさん。

み:だって普通の人だもん! もう本当に普通だもん!

り:普通のおばさんと少年の禁断の恋みたいな。

み:説得力無いと思うんだよね。私がおかしいのかしら?

り:好みとかもあるとは思いますけどね。

み:かなりね。

り:私もちょっと好みとは違うかな。

み:好みを超えた所の、一般的な説得力が無いのよね。

り:干からびさが足りない。そうだ! 干からびが足りない。

み:干からびさも足りない。そういえば、何歳の設定なんだろうね。出会ったから10年間の話でしょう?

り:子どもが結構小さいですよね? 小学生くらい?

み:そうよ。弁護士にもなってたから、20代後半くらいが始まり?

り:ジョルジオがレストランを経営して、ある程度成功を収めている感じなんですよね。

み:そうそう。だからジョルジオはちょっと年上なのかな?

り:ジョルジオは老けてる感じが。

み:そうね。40歳近い?

り:30歳くらいで出会って…トニーはもうちょっと下かな。

み:分からない。

り:彼女はもうちょっと下?

み:彼女もうちょっと下には見えなかったけど(笑) 彼は40~50代かな。年相応にね。彼女が30~40代かな。そうじゃないと。

り:見えない。ちょっと無理のある感じは。

み:するよね。

り:まあでも、同じ女優が若い時代を自分で演じるのってある事だから。三田佳子が小学生の役をやったりする時代ですし。

み:えっ? そうなの?

り:舞台でランドセル背負って。

み:結婚式のシーンとかちょっと辛かったもんね。全然フレッシュじゃなくて。

り:でも、1度結婚してるって言ってましたよね?

み:そうなの。だから30歳くらいかなって思って。すぐに別れてるみたいだったし。

り:だからそこはフレッシュさが無くても良かったのかも。

み:なるほどね。じゃあ意外ともっと上かしら? 35~40歳くらい。今日はルイ・ガレルを思い出しながら寝よう。本当にルイ・ガレル良かった。

り:どんどんルイ・ガレルに。

み:今日は本当に良いなーって思った。

り:この間も言ってましたよ(笑)

み:「愛のあしあと」のルイ・ガレルも良かった。

り:良かった。

み:好きかも、私。

り:ほらー。良いですよ。

み:胸がきゅんってしたもん。

り:いろんなルイ・ガレルを最近観てますよね。

み:ルイ・ガレルばっかり。気付けば出てたっていう。

り:そうそう。今回は本当に出演をすっかり忘れてましたし。

み:騒いでなかったものね。

り:騒いでなかった。でも日本でそんなに人気が出る感じでは無いよな。日本でこんなに騒いでるのは私達くらいだと思う。

み:えー? そうかな? りきちゃんの影響よ。


み:どのくらいの映画だった?

り:126分。

み:2時間あったんだね。長かった、本当に。私、「未来よ こんにちは」よりも長く感じた。りきちゃんはこっちの方が短く感じたでしょ?

り:私、最初は長いかな?って思ってましたけど、意外とそう思わなくなって。「未来よ こんにちは」はジワジワきますよね。

み:あれは良い映画だったよ。りきちゃんはまだジワジワ来なくても良いと思う。

り:えっー?

み:でも、「未来よ こんにちは」はジワジワ来るし、好きな映画だけど、監督がまだ若いっていうのが嫌だ。

り:嘘くささ?

み:そう、それを感じちゃう。想像でしかないから。

り:自分が身をもって体験した訳ではないですもんね。

み:そう。多分こうでしょ?みたいな。そう思えば、そんな所もあったぞみたいな感じ。

り:今日の上映で「未来よ こんにちは」の予告が流れてましたけど、あの予告だと全く違う話みたいですよね。

み:あれは旦那さんが恋をしたっていうのが大事件みたいに描かれてるね。

り:それで若い男の子と出会ってみたいな。

み:そうそう。全然違う。

り:絶対にみんなそういう話だと思って観てる。

み:凄く恋愛が基軸にあるような。

り:あと、やたらと「おひとりさま」を強調してる。

み:今日の女優さんがユペールみたいな人だったら、ちょっと説得力がある。歳を重ねても、変な魅力がある。ああ、だからこういう所に惹かれたんだなって。そういうのが無かった。ビノシュとかでも説得力あるかも。

り:ビノシュはありかも。

~今回の映画~
「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」 2015年 フランス
監督:マイウェン
出演:エマニュエル・ベルコ/ヴァンサン・カッセル/ルイ・ガレル/イジルド・ル・ベスコ

-ゆかいな仲間たち, よいこの映画時間