ゆかいな仲間たち よいこの映画時間

◎9本目 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

2020/02/06

【あらすじ】
事故で怪我をしてしまい、リハビリ中の弁護士 トニー(エマニュエル・ベルコ)。
夫だったジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)との関係を振り返ってしまい…。

路子
路子
タイトルの『MON ROI(モン・ロワ)』の意味はなーに?
『私の王』ですって。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
王様!
ああ、なるほどね。分かるわかる。なるほどね。
絶対に同じことを繰り返すふたりでしたよね。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
永遠に!
永遠に!
りきマルソー
りきマルソー

その時は嫌だって思っていても、そこが良かったんだよなーって思ったりしてしまうのは分かります。本当に相手が嫌な時は、笑い話も全然笑えないし、キスもしたくなくなる。同じだと思って、凄く共感出来ました。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ひたすら共感たっぷりな感じで観ていたの?

そうですね、何となく分かるなって感じで。
りきマルソー
りきマルソー

でも、同じ立場だったとして、昔の自分だったら関係を続けていたかもしれないけれど、今だったら簡単に断ち切れるかな、という部分がある。だからトニーのようにはならない…かな?
終盤でトニーが、暴力だけが痛みじゃないみたいに言ってましたね。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
最後の方の弁護士事務所でのシーンね。
もうだって、ジョルジオの態度はDVじゃないですか。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
おもいっきりね。
精神的にも痛みを与えつつ、コロコロコロコロ態度が変わる感じ。飴と鞭じゃないですけど。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
支配者よね。

路子
路子
王だから。
王だから。
りきマルソー
りきマルソー

自分達の息子の面談をする最後の場面でも。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
ジョルジオを映す舐めるようなカメラワークだったわね。
そう。トニーがジョルジオを見るまなざしが、出会った頃のまなざしと全く同じ。永遠にループですよね。何年経っても。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
今更そういう映画を撮る理由というのは、監督の中に凄くそういうのに対する想いがあるということよね。
男目線な感じではないですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
本当にふたりの関係が典型的でしょう?
りきちゃんが今言ったように、飴と鞭で、言うことをコロコロ変えて。DVを旦那さんから受けてるのに、中々離れられない奥さんの典型。何かした後は必ず「許してくれ、君がいないと生きていけないんだ」と、言ってきて、また戻るみたいな。それをあれだけ永遠と見せつけられて、私はもう、おえーって感じだったわ(笑)。
(笑)。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
自分にも無い訳ではないけれど、ふたりは凄くクレイジーでしょう? だから恋愛や男女の関係、男と男もそうだと思うけれど、映し合いなんだなと思った。どっちもどっちなのよね。トニーのクレイジーさ、やたら馬鹿笑いするところ、すぐにはじけちゃう、キレやすい、感情の起伏が激しい。そういう部分がジョルジオにピタッと合っているから、本当にどっちの責任という訳ではなくて、この人とこの人だからっていう。
合ってるっちゃ合ってるんですよね、このふたりは。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうなのよ。だからやっぱり組み合わせ。ジョルジオも、きっと他の女の人とはこういう風にはならないし、トニーも他の男の人だとこういう風にはならないと思う。男と女には組み合わせがあると思っているから、それが本当によく出ているわ。
「愛してるからこそ会わない」と、いう台詞がありましたけど、そういう意味では凄くよく分かる。会ったらお互い爆発ですもん。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
うん。女優さんとしてトニー役のエマニュエル・ベルコがあまり好みではないから、見ていて辛いのもあるし、役柄とトニーの職業が合ってないような気がしてならないの。トニーは弁護士なの?って。弁護士の感じではないわよね。
でも弁護士なんですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
びっくりした。途中で何気なくそれが明かされたから、驚いてしまったの。どこかのウェイトレスのよう。社会的に立場のある人には見えなかったの。描き方に無理があると思ったわ。
お堅い職業に就いてるから。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ああいうのに惹かれる、というのを出したかったのは分かるけれど、だったらもう少しそういう職業の人らしくしないと。
普段の生活からは全く出ていないですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
出てないわよ。叫ぶシーンとか、怒鳴り合うシーンが多かったでしょう?
疲れちゃいますか?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
自分がやってきたことだから分かるけれど、折角そういうのは嫌だと思っているのに、抜け出したい世界をもう1回見せつけられる気がして、ごめんなさい、という感じ。もう分かりましたから、見せないでください…。私もあんな風な事をずっとしてきたけれど、もう嫌なんです…という感じ。本当にもうドロドロの醜いもの、内臓を見てしまった、という感じよ。
そういうのを繰り返させない為の映画なんですかね?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
なのかしら…。実は教訓映画?
自分がこうだったからとか?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
実は学校が薦める映画みたいにね(笑)。

路子
路子
そのような中で、ルイ・ガレルが救われる存在としていてくれている。この映画のルイ・ガレル最高に良いわよね?
子どもをあやしてるところも良かった。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ねっ、かわいい! 私も分かった。この人、今回、本当に素晴らしいと思った。醜い川の流れの中に、ぽっと咲く小さな草みたいな。黄緑色の生まれたばかりの草の様に、ルイ・ガレルがいなければ、この映画は耐えられないものになっていたと思う。
ずっと安らぎがないですもんね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうなの。ルイ・ガレルが、本当に平凡な、お姉ちゃんを心配する普通の男の子の役として出てるでしょう? それが普段の役柄とのギャップもあるのだろうけど、とても良かったわ。抑えた感じの役柄。
ミイラの子と付き合ってる。
(映画中にそういう風に言ってるシーンがあるのです。ちなみに、イジルド・ル・ベスコという方。)
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
ははは(笑)。
ははは(笑)。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
可愛いわね、本当に。
実は普段ああいう感じなのかなって思ってしまいますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
思ってしまうわよ。絶対ファン増やしてると思うわ。
子煩悩なのねって。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうそう。あと、素朴な3枚目っぽいところがあったりね。

ヴァンサン・カッセルはどうでしたか?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
私ね、ヴァンサン・カッセルが昔から好みではないの。今回も好きではなかったけれど、ああいう男っているよね、というのを凄く演じられてたと思う。
そういう役柄上手いですよね。変な男とか、わぁーっと喋る男とか。それが素なのかもしれないけれど、凄く上手い。野獣さとか。漲ってる感じとか。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
りきちゃんは、ヴァンサン・カッセル好きなの?
まあ、普通ですかね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
でもタイプ的には好きでしょう?
嫌いではないと思う。鼻の形とかも好きだし。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
女優さんはどうだった? 結構好きじゃない? あまり綺麗ではないし(笑)。

好みとはちょっと違いますね。あまり綺麗ではないけれど、私が好きな感じではないです。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
何でエマニュエル・ベルコを使ったのかしらね? ちょっと苦しいと思ってしまったの。
(後日、フランス映画祭2016でのマイウェン監督の記事を見たところ、「美しく若い女性とばかりつきあっていたジョルジオの人生における変化を描くため、目を見張るような美人ではない人がよかった」とありました。)
りきマルソー
りきマルソー
エマニュエル・ベルコの名前はちょいちょい聞きますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
綺麗だと思えるのが一瞬あるくらい。
監督もやってますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
凄く才能のある人なのね。
『太陽のめざめ』の監督なんですね。『太陽のめざめ』で2015年のカンヌ映画祭のオープニングを、女性監督としては史上2度目、28年ぶりに飾るという快挙を成し遂げるってパンフレットにはあります。マイウェン監督の妹があのミイラ女なんですって。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうなの??
オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』に出演。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
全然覚えてない。
私も。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
「愛につけられた傷は、やがて輝く生きた証に変わる―すべての女性の胸を焦がす10年間の物語。」ってある。
ちょっと違う。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
全然違う。ちょっとじゃないわよ。まるっきり違うわよ。
今も続いてますもんね。いったりきたり。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ヴァンサン・カッセルは私と同じ歳だわ。1966年生まれ。こんなふたりみたいな親の元に生まれたくないわ。

路子
路子
アニエス役の人はモデル役だったけれど、本当にモデルなのね。
それに近い名前の寄生虫を思い出しちゃってました。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
何?? そんなの知らない! 何それ??
何かずっと気持ち悪いなあと思っていました(笑)。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
やだー。そんなの全然知らない。寄生虫の存在を(笑)。 知った方がもっと気持ち悪い。
所々で、ジョルジオが涙を流しますよね? あれは本当の感情だと思いますか?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
うん、本当の感情だと思う。彼自身も全然バランスが取れていないから、その時々に今度こそ立ち直ろう、今度こそ頑張ろうと、思ったり、子どもに対して感動したりするのも全部本当なのよ。だからこそ厄介。それを嘘という風にコントロール出来るようなものを持っていれば、こういう風にはならない。だからトニーも離れられないんだと思う。
その場の感情に従って生きているってことですよね?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうそう。だから厄介なのだけれど、ある意味正直。

路子
路子
パンフレットでは『ベティ・ブルー』と『ポンヌフの恋人』と比べてるけど、それは違うと思う。
私は両方観てはいないのですが、『ベティ・ブルー』って、すきっ歯の人のですよね。ベアトリス…。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ベアトリス・ダル。是非観て。両方共好き。『ベティ・ブルー』は狂気の愛のおはなし。でも、もし、今『ベティ・ブルー』を観たら、おえって思うかもしれない。
その時だからっていう時期ありますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
あるある。絶対にある!
本でも映画でも。その逆もありますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうそう。勿論。
昔は苦手だったけれど、時が経ったら凄く良くなったとか。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
あの時は分からなかったけれど、今なら分かる、というのもあるし。それはあるわよね。特にこういう恋愛のドロドロのは、もう分かってるわ、という感じがする。

ふふふ。
りきマルソー
りきマルソー


路子
路子
離婚したいとトニーが言う場面で、何とかしたら息子の親権を取られるぞ!って脅されて、車を降りて雨の中で叫ぶシーンがあるでしょう? あれは痛くて見てられない。ああいうどうにもならない気持ちは、叫ぶしかない。自分の中から全部出すぐらいの叫び。叫ぶことでしかその場を解消出来ないというのは、そうなのよね、と、思うのだけれど、本当に見たくないものを一つひとつ取り出して、はいっ、次はこれ、はいっ、次はこれと、見せられてる、そういう映画でした。本当にごめんなさい、二度としませんから許して下さいみたいな、そういう拷問の様な2時間でした(笑)。

(笑)。
私は意外と嫌いじゃないかもしれない。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
りきちゃんと私の間には、20の年の開きがあるのよ? 私も『ベティ・ブルー』を凄く良い、愛しい映画だと思ったのと同じ様なものを感じているはず。だって似た様なものを持っているんだもの。
これぐらいになる人に、今は出会いたくって仕方がないです。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
(笑)。
今はそれくらいになってる。中々いないじゃないですか。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
いないいない。
そこまで感情を露わにして、お互い言い合うみたいな人って。出会ったとしても、ちょっと自分を良く見せようとか、自分が我慢しちゃったりする部分もあるけど、ここまで出して、というのはないですよね。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
でも出せる相手ということだから、相手も少し同じものを持っていないと、出したら引いていっておしまい、というパターンが多いでしょ?
だけど、ああいう風に感情を出し合い、ぶつかり合える、実はそこにお互い喜びというか、何かの証を感じるカップルというのは、そうそう成立しない。私達はそういうものを持っているタイプだから、後はそういうのを持ってる人を探せば良いだけなのだけれど、そういう人は中々いないから、出会いたいと思うのは私も良く分かるわ。

路子
路子
結局同じエネルギーで、自分にぶつかって来てくれる人は中々いない。だからそれは貴重。ある意味それを羨ましいと思えて、これだけの人に巡り合えたという気持ちもないといけないのかもしれないわね。相手に、凄いエネルギーをぶつけてるということだものね。エネルギーを費やしてる。夢中になったり、エネルギーをぶつけ合ったりするのは良いのだけれど、罵り合いが少ないのが良いなぁ。

路子
路子
(笑)。
(笑)。
りきマルソー
りきマルソー

次回以降はそうしましょう。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
子どもが欲しいと思うのも嘘ではなく、好きで好きで仕様がない、全てが欲しい、だからふたりの子どもが欲しい、という気持ちは分かる。全然嘘がないのよね。
あなたの全部が欲しいとか、どんなに食べても食べ尽くした感じがしないとか、そういうのに似た言葉を相手に投げかけて、それを本当に喜んで受け止めてくれる人と、ちょっとこの人怖いかもと思う人、両方いるでしょう?

いますね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そういう意味では、このふたりは本当に一致しているのよね。
まさに今、そういう人が欲しい!
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
あっはははは。欲しいのね。
そして、トニーが平穏を求めている、というのも分かる。凄く分かる。その流れは、自分と似ている部分があるなって思います。トニーと同じ様なことをしましたもん。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
記憶を辿っているのだけれど、私も何回かやっているかも。
だからこのふたりの新しい恋人はきっと悲惨よね。トニーは落ち着いた関係を築ける相手と一緒にいて、その人は息子とも仲良しなんでしょう? でも絶対その相手は「モン・ロワ」にはなれない。
なれない。だからこそ、また再びジョルジオに逢った時に惹かれてしまうんですよね?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうなのよね。あーあって感じだったものね、最後。ダメなのよね。
昔、ジョルジオから貰った時計をつけているし。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
それを見てにやりとしてね。王様は支配者だから。
シメシメみたいな。でも、変な邦題じゃなくて良いですね。『私の王』とかじゃなくて。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
それでは行かないわよ(笑)。
じゃあ『私の王』いつ行く? 行かないわよね。
行かないいかない。今回のタイトルは、ちゃんと原題を使ってくれたのは良い。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
多分、付けようが無かったのだと思う。
でもやりそうじゃないですか? 『私のなんとかの男』みたいな。日本人がやりそうなタイトル。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
やっぱり女優は失敗してると思う!
(笑)。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
だって説得力が無いのよ。
今、最初のシーンを思い浮かべてみたのだけれど、トニーがジョルジオに水を引っかけて誘うけれど、そこで彼が興味を示すというのが…。
気持ちが分からない?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そこからもう、えっ!?と、なってしまうから何が良いのかしらと思ってしまう。

それはジョルジオも言ってましたよね。美しいだけがなんちゃらって。
りきマルソー
りきマルソー




路子
路子
まあね。そうだけどさ。取って付けた様な台詞よ。

味のあるのがたまにはって。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
それにしてもでしょう?
もっと美しいだけではなく、何か魅力があるみたいなのが。絶対にみんな、思ってると思う。この役が違う人なら、もっと良い映画だったんじゃないかって。
フランスではエマニュエル・ベルコの評価ってどういうものなんですかね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
日本と違って業績や知性で評価するから、高く評価されてる様な感じはするわね。監督もしていて、体当たり的な演技も出来る。
昔、彼女が監督で主演もしている映画を観たいと思ったことがあるんですよね。見逃した上に、DVD化されなくて。未成年の男の子を愛してしまうみたいな話だったかな…。『なぜ彼女は愛しすぎたのか』だ!
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
私の本のタイトルみたい(笑)。 そんなのあったの?
それもフランス映画祭でやってたのかな? 公開もされたみたいなのですが、結局DVD化もされてない。それをずっと観たいと思っていて、何回か調べたりしてるんですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
それは何で観たいと思ったの? 何がきっかけだったの?
未成年と熟女の関係みたいなのが気になって。検索しても情報が少ないんです。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
じゃあ話題にもならなかったのかしらね。主演した映画と、自分が監督した映画は違うだろうから、今回の映画のテイストが似てるんじゃない?とは言えないけれど…。
その映画に関しては、写真を見る限りではどう見ても普通のおばさん。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
だって普通の人だもの! もう本当に普通!
普通のおばさんと少年の禁断の恋みたいな。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
説得力無いと思うわ。私がおかしいのかしら?
好みもあるとは思いますけどね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
かなりね。
私もちょっと好みとは違うかな。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
好みを超えたところの、一般的な説得力が無いのよね。
干からびさが足りない。そうだ! 干からびが足りない。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
干からびさも足りない。

路子
路子
そういえば、何歳の設定なのかしら。出会ってから10年間の話でしょう?
子どもが結構小さいですよね? 小学生くらい?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうよ。弁護士にもなってたから、20代後半くらいが始まりかしら?
ジョルジオがレストランを経営して、ある程度成功を収めている感じなんですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうそう。だからジョルジオはちょっと年上なのかしらね。
ジョルジオは老けてる感じが。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうね。40歳近い?
30歳くらいで出会って…トニーはもうちょっと下かな。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
分からない。
彼女はもうちょっと下?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
彼女もうちょっと下には見えなかったけれど(笑)。
彼は年相応に40~50代、彼女が30~40代かしらね。そうでないと。
見えない。ちょっと無理のある感じは。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
するわよね。
まあでも、同じ女優が若い時代を自分で演じるのってあることですし。三田佳子が小学生の役をやったりする時代ですし。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
えっ? そうなの?
舞台でランドセル背負って。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
結婚式のシーンは少し辛かったもの。全然フレッシュではない。
でも、一度結婚してると言っていましたよね?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうなの。だから30歳くらいかなと、思ったの。すぐに別れてるみたいだったし。
だからそこはフレッシュさがなくても良かったのかも。
りきマルソー
りきマルソー

路子
路子
なるほどね。じゃあ意外ともっと上かしら? 35~40歳くらい。

路子
路子
今日はルイ・ガレルを思い出しながら寝よう。本当にルイ・ガレル良かった。

どんどんルイ・ガレルにはまっていきますね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
今日は本当に良いなーって思ったわ。
この間も言ってましたよ(笑)。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
『愛のあしあと』のルイ・ガレルも良かった。
良かった。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
好きかも、私。
ほらー。良いんですよ。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
胸がきゅんってしたもの。
いろんなルイ・ガレルを最近観てますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
ルイ・ガレルばっかり。気付けば出てる。
そうそう。今回は本当に出演をすっかり忘れていましたし。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
騒いでなかったものね。
騒いでなかった。でも日本でそんなに人気が出る感じではないですよね。日本でこんなに騒いでるのは私達くらいだと思う。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
えー? そうかしら? りきちゃんの影響よ。

路子
路子
どのくらいの映画だった?
126分。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
2時間あったのね。長かった、本当に。私、『未来よ こんにちは』よりも長く感じた。
りきちゃんはこっちの方が短く感じたでしょ?
私、最初は長いかな?って思っていましたけど、途中からそう思わなくなりました。
『未来よ こんにちは』はジワジワきますよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
あれは良い映画だったもの。りきちゃんはまだジワジワ来なくても良いと思う。
えっー?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
でも、『未来よ こんにちは』はジワジワ来るし、好きな映画だけれど、監督がまだ若い、というのが嫌だわ。
嘘くささ?
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そう、それを感じてしまうの。想像でしかないからね。
自分が身をもって体験した訳ではないですもんね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そう。多分こうでしょ?みたいな。そう思えば、そんなところもあったぞみたいな感じ。
今日の上映で『未来よ こんにちは』の予告が流れていましたけど、あの予告だと全く違う話みたいですよね。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
あれは旦那さんが恋をした、というのが大事件みたいに描かれているわね。
それで若い男の子と出会ってみたいな。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
そうそう。全然違う。
絶対にみんなそういう話だと思って観てますよ。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
凄く恋愛が基軸にあるような。
あと、やたらと「おひとりさま」を強調してる。
りきマルソー
りきマルソー
路子
路子
今日の女優さんがユペールみたいな人だったら、ちょっと説得力があったと思う。歳を重ねても、変な魅力がある。ああ、だからこういうところに惹かれたんだなって。ビノシュでも説得力あるかも。
ビノシュはありかも。
りきマルソー
りきマルソー

~今回の映画~
『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 2015年10月 フランス
監督:マイウェン
出演:エマニュエル・ベルコ/ヴァンサン・カッセル/ルイ・ガレル/イジルド・ル・ベスコ

-ゆかいな仲間たち, よいこの映画時間