◎14本目 『愛を綴る女』 フランス映画祭2017公開作品
2021/11/05
【あらすじ】
最愛の男性と結ばれず、両親の決めた相手と結婚をすることになった美しい女性ガブリエル(マリオン・コティヤール)は、結婚相手のジョゼ(アレックス・ブレンデミュール)と付かず離れずの関係を続ける。
ある日、流産が原因で腎臓結石と診断されたガブリエルは、療養所での治療を始めるが、そこで帰還兵のアンドレ(ルイ・ガレル)と出会い…。
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路子
私たちの好きなルイ・ガレルが出てくる迄が…。
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路子
長い!
長い!
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りきマルソー
そして、ルイ・ガレルがメインでは…。
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りきマルソー
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路子
ないのよね。あまりにも出てこなくて、やっと出てきたーと、思ったくらい。
それまでがあまりにも単調で地味だけれども、確実にガブリエルの旦那さんの映画かなと、私は感じたの。結局はあの人の映画。ああいう旦那さんみたいな愛し方をする人、いるわよね。
それまでがあまりにも単調で地味だけれども、確実にガブリエルの旦那さんの映画かなと、私は感じたの。結局はあの人の映画。ああいう旦那さんみたいな愛し方をする人、いるわよね。
全てを許すみたいな?
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りきマルソー
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路子
全てを許す愛…とにかく彼女を失わない、というのを第一に考えるような人。
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路子
凄いお金をかけて、大女優を起用し、監督は一体何を表現したかったの?
私はこの映画を観たことによって、何を受け取れば良いのかしら。
私はこの映画を観たことによって、何を受け取れば良いのかしら。
映画というよりは、ドラマとかでありそうな設定。テレビドラマとか、連続ドラマのような。
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路子
連続ドラマと映画の違いは?という深い問題に入っていきそうだけれど(笑)。
(補足:私がそう思ったのは、ドラマでよく観るような設定というのもあるけれど、そのストーリー性に強い娯楽性を感じたからというのも理由の一つ。)
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路子
りきちゃん的には良かった?
『マリアンヌ』よりは良かったです(笑)。
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『マリアンヌ』の方が美しいシーンもあったし、ブラピも出ていたわよ!
私、割と地味な映画が好きなので。
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路子
地味だけど…。
映像の感じが『ピアノレッスン』みたいだった。観たことある?
映像の感じが『ピアノレッスン』みたいだった。観たことある?
ないです。観るべき映画を観ていない私でございます(笑)。
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路子
田舎の美しさとか。
ちょっと昔の話という設定ですよね?
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路子
うん。フランスとベトナムとか、インドシナの話だから1970年代かしら。
物凄くよく走る映画でしたね。暗い森で走るシーンは好きでしたけど、すぐ走るし、めんどくせえ人物だなって思っちゃいました(笑)。
でも、突き上げる感情が彼女自身を動かしているんですかね。
でも、突き上げる感情が彼女自身を動かしているんですかね。
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路子
激情の人ということよね。要するに感情をコントロールするのが難しい人。それでちょっと奇人扱いされてしまったり、家族とも上手くいかない。
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路子
精神的に不調な人の思考回路だったり、違う揺らぎ方をする人の物語として観てしまうと、そこに普遍性が生まれない。だからアンドレとのことも、一方的な愛情だった可能性が多分にある。
最初は引き出しにしまっていた十字架も、ちょっと良いなって思える人に会えたから取り出して「ありがとう」と、言ったり。
最初は引き出しにしまっていた十字架も、ちょっと良いなって思える人に会えたから取り出して「ありがとう」と、言ったり。
都合が良いですよね。
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路子
凄く独りよがりで、ちょっとやっぱりあの人おかしいよね?となる人物。でもそんな人でも愛してくれる人がいて、幸せになるという話?
(笑)。
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路子
他に何か言って頂戴!(笑)。
長くてお尻が痛くなっちゃった。
長くてお尻が痛くなっちゃった。
本当に、あそこの会場の椅子はお尻が痛くなりますよね。
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路子
朝日ホール、どうにかして欲しいわね。
朝日ホールは何処に座ってもお尻が痛い。
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路子
本当に長く感じてしまった。途中で寝そうになったくらい。
ルイ・ガレルがピアノを弾いているシーンは好きですよ。
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路子
やっぱりルイ・ガレルが出ているシーンは良いのよ。ルイ・ガレルが出ているからこそ救われているシーンがあったし、それがなかったら、私は爆睡状態に入っていたと思う。ピアノのシーンとか、病んでいて、もう死んでしまいそうという設定の、あのセクシーさはたまらない。セックスシーンもとても良かった。
私、チャイコフスキーが好きなんですけど、あのピアノの曲がチャイコフスキーとは知らず良いなって思っていたんです(「舟歌」という曲でした)。そうしたらチャイコフスキーだって言っていたから。
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路子
それは凄いわね。それは嬉しい。良いなと思ったのが、自分の好きなアーティストだったなんて。
温泉療法って効くんですか? ホースみたいなのでシャーってかけられるじゃないですか。他の映画でも、そういうシーンを観たことがありますが。たしか『好奇心』かな。
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路子
あれって、刑務所に入る人がされない?
看守からいじめられる時にですか?
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路子
いじめられる時ではなくて、全部綺麗にするために。そういうシーンを何かで観たような気がするの。
あの療養所って凄く豪華な場所ですよね。いわゆる髪の乱れたお母さんみたいな人が入るサナトリウム的な感じではないですよね。まるでペンションみたい。
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路子
そうそう。お金のある人が行く場所よね。有閑マダムとかが行くような。
今迄にも先生を好きになり過ぎて激しい行動に出てしまったりしてはいたけれど、温泉療養所で知り合ったアンドレがきっかけで、自分の中の精神状態が一線を越えてしまった感じだと思います。だからそれによって、自分の中で妄想として偽ってしまった。
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やっぱり妄想で良いのね。
良いと思います。実際にはなかった関係性。
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路子
じゃあ妄想でしたという話なのね。
妄想でしたという一言で片づけてしまうのはあれですが…(笑)。
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療養所からアンドレがいなくなった後、ガブリエルは3日ほど眠り込んでしまうくらいショックを受け、その後にアンドレが戻るという設定でしたが、それって精神状態の不安定さが作り出した幻想みたいなものですよね。アンドレの部下の話が本当であれば、アンドレは出ていった後すぐに亡くなっているし、療養所には戻っていない。
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色々考えられるの。ガブリエルのことをとても好きだったから、霊としてこの世に舞い戻ってきたとか。そういう状況も考えられるわよね。
スピリチュアルな。
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そうそう。でもきっとそうではないのよね。
そうではないような気がします。
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路子
どちらにしても私は納得いかない(笑)。
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路子
結局、息子はアンドレとの息子ではなく、旦那さんとの子どもだった、ということよね?
子どもが出来た時に、アンドレへの手紙の内容を話しているシーンがありましたけど、嬉しくなさそうに妊娠したと、話していたから、旦那の子だからなのかなって思っていたんです。
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その時に、旦那さんの子だという認識があったのかしら。でもそれは、旦那に対する裏切りになるから暗い顔をしていたからではなくて?
うーん。時間の流れがいまいち分からなかったんですよね。
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そうなのよ。
療養所から帰ってきて旦那さんとすぐにセックスしていれば、旦那さんの子である可能性があるのよね。
療養所から帰ってきて旦那さんとすぐにセックスしていれば、旦那さんの子である可能性があるのよね。
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ガブリエルはアンドレとセックスをして出来た子どもだと思っているから、ピアノとかを習わせていたのかな。
結局最後に解き明かされたのは、旦那さんはペンションに泊まらず、夜中にガブリエルの病室にやってきていて、ガブリエルもアンドレと勘違してなのかどうかは分からないけれど、実際は旦那とセックスをしていたということ。きっとその時に出来た子どもなのよね。
結局最後に解き明かされたのは、旦那さんはペンションに泊まらず、夜中にガブリエルの病室にやってきていて、ガブリエルもアンドレと勘違してなのかどうかは分からないけれど、実際は旦那とセックスをしていたということ。きっとその時に出来た子どもなのよね。
多分…ちゃんちゃん!みたいな感じの結末。
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路子
説明するとつまらなくなってしまうけれど、結局そういうこと。
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彼女は凄く暴走する人で、最初は教師に対して一方的に愛情を注ぎ、彼の本に書いてあるサインを舐めたりしている。激情の人だけれど、最後になると普通の人っぽく落ち着いてる。それがもし旦那さんの愛の力だっていうオチだと…。
物凄くつまらない映画になりますね(笑)。
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りきマルソー
ラストで旦那が真実を話したということは、ガブリエルがアンドレとの子どもであると思っていると気付いていたからなのかもしれませんね。
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凄く人を想うということは、それだけの妄想を引き出す可能性があるということだし、全てを許すという愛もあるし、いろんな愛のかたちを描こうとしたということなのかしらね。
元々、旦那さんだって、彼女と結婚しようと思ったのは凄く好きだったからという訳ではないでしょう? 美人ですよねーくらいの感覚。そんなので良いんだ!と、思ったもの。
元々、旦那さんだって、彼女と結婚しようと思ったのは凄く好きだったからという訳ではないでしょう? 美人ですよねーくらいの感覚。そんなので良いんだ!と、思ったもの。
それはやっぱり時代なんですかね。彼女の両親が支援もしてくれるって言っていましたし。
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路子
家族の中でもガブリエルは厄介者だし、誰かにやっちゃいたかった、というのもあるかもしれないわね。
ラストでは普通の人っぽくなっていましたけど、あんなにすんなり落ち着くものなんですかね? 長年、ウワーってなっていた人が、アンドレが死んだのを知ったことで落ち着くものなのか。
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路子
旦那の故郷を一緒に見に行ったりね。
そこで旦那の愛に気付いたってことですか?
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路子
気付けば隣に愛する人がいたわ…って、普通そんなのないでしょう!
映画祭で上映される映画って、まだ全然情報が無いので調べるにも調べようがないんですよね。
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路子
そうよね。あとで見たら「全然違いましたよ!」となって面白いかも(笑)。
秋ぐらいに調べてみたら、私達がとんちんかんなことを言っていた、という可能性があるのがまた面白いわね。
秋ぐらいに調べてみたら、私達がとんちんかんなことを言っていた、という可能性があるのがまた面白いわね。
初日に一緒に観た『ルージュの手紙』も、調べてみたら、情報が曖昧だからなのか、ベアトリスは亡き父親の元妻と、いうのと、父親の昔の愛人、という2通りの書き方をされていました。
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路子
フランス映画を観慣れていない人が今日の映画を観たら、ますますフランス映画って分からないってなりそう。
もう評価いくつか出てるみたいですね。名古屋のゲイ友がこの映画を観ていたことを今知りました。
「マリオン・コティヤールは終始年齢不詳な感じだけど、こういう精神的にまいってる不幸美人の役をやらせたら一層輝きますな」と、コメントしてます。
「マリオン・コティヤールは終始年齢不詳な感じだけど、こういう精神的にまいってる不幸美人の役をやらせたら一層輝きますな」と、コメントしてます。
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路子
感性が鈍ってついていけていないのかも、私。他にどんなコメントがあった?
マリオン・コティヤールの演技の評価が多いですね。役者の評価が高い。
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路子
みんな、ストーリーではなく、役者の演技を評価しているのね。
そういえば、原題の意味は何ですかね。「まるでピエロ」みたいなやつ(笑)。
(原題は「Mal de pierres」。私ひどすぎる…。)
(原題は「Mal de pierres」。私ひどすぎる…。)
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路子
りきちゃん、フランス語を習っていたのに(笑)。
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路子
『愛を綴る女』とは、手紙の部分のこと?
最初、詩を書いていましたよね。それのことですかね?
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りきマルソー
(調べ中…)
悪石
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路子
えーっ?? 悪い石ということ? それが原題?
英題は『From the Land of the Moon』…『月の世界からやってきた』ですか?
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路子
意味不明よ。
全ては胆石が起こしたこと、という意味ですか?
胆石に操られた不幸な女の話…ちょっとそれは、それはちょっと!!(笑)。
で、胆石が治ったから…。
胆石に操られた不幸な女の話…ちょっとそれは、それはちょっと!!(笑)。
で、胆石が治ったから…。
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りきマルソー
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路子
穏やかになったみたいな?
それが真実ですか?
まあ、たしかにタイミング的には一緒ですよね(笑)。
まあ、たしかにタイミング的には一緒ですよね(笑)。
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路子
まあね(笑)。
じゃあ療養所で石は取れたのね?
じゃあ療養所で石は取れたのね?
ちょっと良くなったから退院ってなってましたもんね。
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りきマルソー
子どものピアノコンクールの帰りに、ガブリエルが車の中でふいに「あなた、療養所に来てくれたわよね」と、話し始めますよね。あれは何でですかね。
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路子
アンドレが死んたというのが分かった後でしょう?
自分でもちょっと気付き始めたということですか?
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路子
そうそう。あれ、そういえば?みたいな。妄想の世界に入っていたのかしらと、気付いて、真実を知りたくなったのかしら。
旦那も、眠れないから療養所にセックスしに来るって。
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りきマルソー
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路子
夜中、勝手に療養所に入れるのね。あらゆることが自由。
時代が時代だから。
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路子
旦那さんとは、娼婦のところに行くくらいならと、自分が娼婦の役をして初めてセックスをするけれど、あの後は普通にセックスしていたのかしら?
その時のセックスで出来た子どもが流産してしまったのか、普段セックスをしていた時に出来た子どもが流産してしまったのか、そのあたりは分からないですね。
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路子
日常的にしてたのかしらね。
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路子
ルイ・ガレルが出演していなかったら、私はもっと不満が噴出していたかもしれない。
ルイ・ガレル、今度、映画監督の役をやるんですよね。誰だっけ…はげちょびんの人。
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路子
そうなの? じゃあルイ・ガレルもハゲになるの?
そうみたいです。
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りきマルソー
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路子
ハゲてる映画監督で有名な人、誰かしら…。
ゴダールだ!
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路子
ゴダールの役やるの?? 全然違う!
~今回の映画~
『愛を綴る女』 2016年10月 フランス・ベルギー
監督:ニコール・ガルシア
出演:マリオン・コティヤール/ルイ・ガレル/アレックス・ブレンデミュール