◎53本目『冬時間のパリ』
2020/02/06
【あらすじ】
敏腕編集者のアラン(ギョーム・カネ)は電子書籍ブームが押し寄せる中で悶絶中。時代に対応しなければという想い、文学への想いの板挟み。そんななか友人で作家のレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)から新作の相談を受けるが、古臭いと感じてしまい乗り気になれない。しかし、アランの妻で女優のセレナ(ジュリエット・ビノシュ)は作品に対して評価が高い。夫婦で意見が割れる。実は作家レオナールは6年間にわたってセレナと不倫関係にある。レオナールので政治家秘書のヴァレリーには内緒で。アランはアランで部下のロール(クリスタ・テレ)と関係を持ち……。
路子
編集者のアランと作家のレオナールの会話からはじまって、ずっと会話で進んでいく。難しいから、追いかけるのがちょっと大変だった。
他の作品もそうなんですかね?
りきマルソー
路子
一緒に観たオリヴィエ・アサイエス監督の映画って、『アクトレス 女たちの舞台』よね?
そうですね。『アクトレス~』は、ここまで会話を強調した感じはしなかったですよね。
監督の作品だと、『アクトレス~』にも出演しているクリステン・スチュワートが主演の『パーソナル・ショッパー』を最近観ましたが、それも会話劇っぽくはなかったです。
監督の作品だと、『アクトレス~』にも出演しているクリステン・スチュワートが主演の『パーソナル・ショッパー』を最近観ましたが、それも会話劇っぽくはなかったです。
りきマルソー
内容は、社会的問題というか、出版業界やテレビ業界の話が中心でしたね。
りきマルソー
路子
「今」を話題にしている感じがして、とても面白かった。
路子さんにとっては、とても近い話だったんじゃないですか?
りきマルソー
路子
近いわね。参考にしてしまう。
「ドラマは連続して楽しむもの」みたいなセリフがありましたね(笑)。
りきマルソー
路子
癒しの『オスマン帝国外伝』(注:FULUで配信中、一時期ハマって生活が乱れた)を肯定された気持ちになったわ(笑)。
路子
映画の中で、ヴィスコンティ監督の『山猫』の「永遠に変わらないためには、変わり続けなければならない」と、いうセリフが使われていたわね。
『山猫』はとても長い話だけれど、セリフが効いていて面白い作品。このセリフは、以前『山猫』を観たときにも引っかかった言葉なの。
禅問答ではないけれど、はっきりしたメッセージではないから、とても考えさせられる言葉だし、色々な解釈が出来るわね。
『山猫』はとても長い話だけれど、セリフが効いていて面白い作品。このセリフは、以前『山猫』を観たときにも引っかかった言葉なの。
禅問答ではないけれど、はっきりしたメッセージではないから、とても考えさせられる言葉だし、色々な解釈が出来るわね。
路子
原題は『Doubles vies』。
『二重生活』という意味らしいです。
りきマルソー
路子
この作品はきっと、フランス語が理解出来たら、もっと笑えたりすると思う。
本当にそうですね。
議論する場面も多かったですね。本と電子書籍ならどっち?みたいな。どこの会話にも、そういうやりとりがあるイメージ。
議論する場面も多かったですね。本と電子書籍ならどっち?みたいな。どこの会話にも、そういうやりとりがあるイメージ。
りきマルソー
路子
そうね。そういうのがあったから、分かりやすかった。
「ジュリエット・ビノシュにオーディオブックを頼もう」とか、「カトリーヌ・ドヌーヴに読ませよう」みたいに、実名が使われていたのが面白かった。うけ狙いだったのかしらね。
「ジュリエット・ビノシュにオーディオブックを頼もう」とか、「カトリーヌ・ドヌーヴに読ませよう」みたいに、実名が使われていたのが面白かった。うけ狙いだったのかしらね。
客席でも笑いが起きていましたよね。
セレナの会話は、是枝監督の本『こんな雨の日に 映画「真実」をめぐるいくつかのこと』で書かれていた、実生活でのビノシュの会話に似ている感じでしたね。
セレナの会話は、是枝監督の本『こんな雨の日に 映画「真実」をめぐるいくつかのこと』で書かれていた、実生活でのビノシュの会話に似ている感じでしたね。
りきマルソー
路子
たしかに。
フランス人は、本当に議論好きなのね。
フランス人は、本当に議論好きなのね。
レオナールのトークショーのシーンでも、会場のお客さん同士が議論していましたよね。
りきマルソー
路子
私、あんなお客さんが来たらやだぁ(笑)。
へっへっへ(笑)。
知り合いでもないお客さん同士が、レオナールを攻めてくるんですよね。
知り合いでもないお客さん同士が、レオナールを攻めてくるんですよね。
りきマルソー
路子
あの人達はきっと、レオナールのファンではなくて、ひとこと言いたくて来ている人よね?
そうじゃないですかね。
りきマルソー
路子
レオナールは私小説を書く人だから、自分の身に起ったことをいつも書いてる。私も自分の身に起ったことを書くことがあるから、他人事じゃなかったな。
何年も密かにパートナーであったセレナに、「私のことを書かないで」と、止められていましたけど、結局はセレナとの別れのことを書いちゃう、ということなんですよね?
りきマルソー
路子
そういう風にしか書けない人だもの。
路子
国の違いを感じたわ。
夫婦の婚外恋愛も、とても軽やか。
夫婦の婚外恋愛も、とても軽やか。
醜く、逆上する、みたいなのはなかったですね。
りきマルソー
路子
そんなのはあたりまえ程度。
最後は夫婦(レオナールと彼の妻)の間に子どもができて、ハッピーな感じ。
最後は夫婦(レオナールと彼の妻)の間に子どもができて、ハッピーな感じ。
でも、若干、まあるくおさまりすぎたかな?とは思いましたが…。
りきマルソー
路子
ラストがちょっと…「妊娠」が出てくるのは禁じ手な気がしてしまうの。
ひとりくらい逆上する人が出てきても良いと思うわ。
ひとりくらい逆上する人が出てきても良いと思うわ。
自分の仕事のことをけなされたからヴァレリー(レオナールの妻、政治家の秘書)が怒るとかはありましたけど、恋愛間ではなかったですね。
りきマルソー
路子
電子書籍部門の若い女の子ロールがロンドンの仕事に移ることになった時も、アランは「知っていたよ」、とネックレスまでプレゼントしてくれて、実に軽やか。
私はこういうの好きだけれど、ちょっと軽やかすぎる気はしたわね。どこまでの愛情だったのかな…それほどの深い関係はなかった、ということ?
私はこういうの好きだけれど、ちょっと軽やかすぎる気はしたわね。どこまでの愛情だったのかな…それほどの深い関係はなかった、ということ?
監督が、物事を荒立てないような恋愛をする人なんですかね?
りきマルソー
路子
どうなのかな…。
誰一人、すごく傷ついたりもしていないのよね。
誰一人、すごく傷ついたりもしていないのよね。
小さい傷つきはありますけどね。
その中でも特にヴァレリーは、仕事もプライベートもごたごたしている人物でしたね。ずっとこのままで進む人なのかと思っていたので、ラストでまあるくおさまって、逆に良かったんですかね。
その中でも特にヴァレリーは、仕事もプライベートもごたごたしている人物でしたね。ずっとこのままで進む人なのかと思っていたので、ラストでまあるくおさまって、逆に良かったんですかね。
りきマルソー
路子
ヴァレリーも誰かと恋していれば良かったのにね。
あるかなー?って思ってはいましたが…。
りきマルソー
路子
私もそう思っていたの。
でも、ああいう性格の人じゃないと、きっと私小説を書く作家の妻はやってられないと思う。だから良いパートナーだと思った。
でも、ああいう性格の人じゃないと、きっと私小説を書く作家の妻はやってられないと思う。だから良いパートナーだと思った。
まあ、たしかに同じ感じ同士だったら、ずるずるとふたりで堕ちていってしまうだけですもんね。
りきマルソー
路子
それか、妻に遠慮して書けなくなってしまうか。そういう意味では、賢い奥さんなのよね。そしておそらく一番よいかたちで夫を愛している。婚外恋愛を知っていても自由にしておいてあげてね、よい作品が書けるようにしているわけでしょ。
2組の夫婦の云々と言っている割には、ヴァレリーのバックボーンの描かれ方が、少なかったですが、ラストシーンで、ずっと子どもが出来なかったという話をふたりでしていましたね。夫婦になってからの苦悩とかはお互いにずっと抱えていたんでしょうね。
でも、レオナールみたいに、ずっと顔色窺いながら話してくる男いやだなぁー(笑)。
でも、レオナールみたいに、ずっと顔色窺いながら話してくる男いやだなぁー(笑)。
りきマルソー
路子
編集者のアランはどうだった?
仕事においても、恋愛においても、上手いことやって渡り歩いてきた人物、という感じがしました。
りきマルソー
路子
たしかに、そうね。
好みの人はいた? 私はいなかったのだけれど…。
好みの人はいた? 私はいなかったのだけれど…。
私もいませんでした。
りきマルソー
路子
出版社のオーナーの俳優さん(パスカル・グレゴリー)、見たことがあるのだけれど、何の映画に出演していたかしら…。
マリオン・コティヤールの『エディット・ピアフ 愛の賛歌』に出演していました。
りきマルソー
路子
そうだ! 何回も観てるから、すごく印象に残っているんだわ。
イザベル・ユペールやカトリーヌ・フロとも共演しているので、私も結構よく見るかも。
りきマルソー
路子
ビノシュを活かせていた作品だと思う?
出演シーンは少なかったですよね。
日本ではビノシュ推しで作品を紹介していましたけど、実際にはアランとレオナールが主軸になっていましたね。
日本ではビノシュ推しで作品を紹介していましたけど、実際にはアランとレオナールが主軸になっていましたね。
りきマルソー
路子
ビノシュ演じるセレナとレオナールの別れのシーン、セレナがレオナールに対して、「考えた挙句の答えよ」と、はっきり言うところは、ドヌーヴの私生活と重なってしまった。
彼には考えさせる時間を与えないんですね。
りきマルソー
路子
考えたところで、セレナは答えを決めていることだもの。あの別れ方は、すごく良かった。
ああやって別れた後でも、別れた人と会えますか?
りきマルソー
路子
りきちゃんは?
私は会いたいと思っている人ですけど、大概の男は会ってくれない(笑)。
りきマルソー
路子
相手がどうかなのよね…。
私はわりと会える人が多いような気がする。
私はわりと会える人が多いような気がする。
路子
アランの部下で、お父さんが小説家の電子書籍部門を担当している女の子 ロールは、とても魅力的だったけれど、彼女が現代の最先端を代表するような人物なのよね。彼女が言っているようなことが、現実になってきているわね。
私が学生時代に書店でアルバイトをしていた時には、電子書籍の時代が来ると、既に言われていましたよ。でも、結局開いてみたら、無料で読めるようなサイトを利用する人が多かったりするので、作家にお金が入らない。
りきマルソー
路子
電子書籍は、あまり売上が良くないんでしょう?
Kindleとかも、言うほど使われていないですもんね。
りきマルソー
路子
お金を出して活字を読もうと思っている人は本を買うし、そこまでいかない人は、無料サイトで読んでしまうのよ。
ちょっと凝った装丁の本の方が売れている、というのは気持ち分かりますね。
りきマルソー
路子
アメリカとかでは、装丁の美しいものが売れている、と言っていたわね。
豪華版のDVDとかもそうですけれど、特別感があって嬉しいんですよね。
りきマルソー
路子
映画のストーリーというより、実際の出版事情や自分のことを考えられたから面白かった。実際に、本を読む人は減って出版業界はますます厳しくなるだろうし、だから私の未来も明るくはないわけだけど、なくならない、そんなふうにも思えた。
絶対に紙の本だ、って考えにずっと囚われている人もいますけど、気持ちもう少し柔軟に考えることも必要だと思います。たしかに、電子書籍は重くないし、色々と便利な機能もありますもんね。
字が大きくなるとか、私の母の世代にとっては、便利な機能みたいです。電子書籍を使う前は、字が見えなくなったから読まなくなった、と言っていましたもん。
字が大きくなるとか、私の母の世代にとっては、便利な機能みたいです。電子書籍を使う前は、字が見えなくなったから読まなくなった、と言っていましたもん。
りきマルソー
路子
分かる。昔の本は、特に字が小さかったりするもの。
この作品は、恋愛云々というよりも、今変化しつつある世界の中で、すごく年寄りというわけでも、すごく若いというわけでもない、どちらにも触れるような私達ぐらいの世代が、これからどうしたら良いか分からなくなり、もがいてる…という映画だと思ったの。
この作品は、恋愛云々というよりも、今変化しつつある世界の中で、すごく年寄りというわけでも、すごく若いというわけでもない、どちらにも触れるような私達ぐらいの世代が、これからどうしたら良いか分からなくなり、もがいてる…という映画だと思ったの。
どっちの意見が良いというわけでもなく。
りきマルソー
路子
そうそう。SNSとかの急激な変化のはざまに、40代、50代を迎えた人達が、今、どこを歩いていけば良いのか分からない、というのがすごく伝わってきたな。
路子
それに、私小説を書く作家が登場人物ということで、私生活をどこまで書いて良いものなのか。このテーマは刺さったなあ。『ミューズ 女神』でも、ふたりの男性を描いているしね。
りきちゃんの好きな柳美里も、たしかそんなことがあったわよね?
りきちゃんの好きな柳美里も、たしかそんなことがあったわよね?
そうですね。処女作の『石に泳ぐ魚』で、顔に腫瘍を持つ人物を登場人物にした時、モデルにした女性と訴訟問題になっています。
りきマルソー
路子
そういった部分のさじ加減が難しいわねえ。
その時に了承を得ても、作品が完成した後に、考えが変わったりしてしまうこともありますよね。
その時は良いと思っていても、世に出た後の周りの反応によって、気持ちが変化する可能性もある。やってみなきゃ分からないし、やったらやったで、というのもありますし…。
その時は良いと思っていても、世に出た後の周りの反応によって、気持ちが変化する可能性もある。やってみなきゃ分からないし、やったらやったで、というのもありますし…。
りきマルソー
路子
本当にそうなの。
私の作品でも、訴訟を起こすまではいかないけれど、納得できていないような感想をもらったことがあったの。「結局書かれたものは、あなたが受け取った考えでしょう?」ってね。それがきっかけで、私小説的に書くのが怖くなってしまった部分はある。
私の作品でも、訴訟を起こすまではいかないけれど、納得できていないような感想をもらったことがあったの。「結局書かれたものは、あなたが受け取った考えでしょう?」ってね。それがきっかけで、私小説的に書くのが怖くなってしまった部分はある。
こういうものです、と提示しても、人によって捉え方は違いますもんね。同じことを言っていても、こういう考えならOK、そういう捉え方ならちょっと納得出来ない…と、いうことですよね?
りきマルソー
路子
うん、そうなのよね。
そう思うと、普段話しながら、「そうですね」と頷いていることも、話している相手と全然違う考え方をしているかもしれないんですよね。それってすごく怖い。
りきマルソー
路子
うん、恐ろしい。
全部の言葉の定義を突き詰めていかないと、同じ会話をしているにしても、違うことで「うん」と、言っているかもしれないもの。
全部の言葉の定義を突き詰めていかないと、同じ会話をしているにしても、違うことで「うん」と、言っているかもしれないもの。
路子
私小説に出てくる、登場人物が観た映画『白いリボン』って…。
ミヒャエル・ハネケの映画ですね。第1次世界大戦直前の北ドイツが舞台の映画。
りきマルソー
路子
それを観ながら…。
セレナはレオナールのものをフェラチオした、ということですよね?
りきマルソー
路子
『白いリボン』は観てないのよね?
そうですね。実際に観たのは『スターウォーズ』。
りきマルソー
路子
そうよね。『白いリボン』の名前を出せば知的に思われるだろうと思って出したけれど、実際に映画を観た人にとっては、えっ?あの作品で?という反応になるということよね。
いいかげんな話だわ。私だったら、他の作品を使うのであれば、念のために観ておくわよ(笑)。
いいかげんな話だわ。私だったら、他の作品を使うのであれば、念のために観ておくわよ(笑)。
レオナールは、色々と脇が甘いんですよね。ついポロッと言っちゃう。
りきマルソー
路子
そうそうそう。
セレナとアランの別荘に、ヴァレリーとバイクで行く時に、「前に来たことがある」と、言っちゃったりしますもんね。
りきマルソー
路子
「これから起こることの側にいる人間でありたい」と、いうシャネルの言葉があるの。
私は何年か前までSNSを拒絶していたの。でもそうは言ってられなくなってきたのを感じた。その時に自分を納得させたのが、シャネルのこの言葉。さじ加減は色々だけれど、私はアナログだからと言ってすませるのではなく、時代の変化や何かがあった時に、その場に身を置いていたいと思った。一度、覚悟をして扉を開けてしまえば、開けるのよね。
私は何年か前までSNSを拒絶していたの。でもそうは言ってられなくなってきたのを感じた。その時に自分を納得させたのが、シャネルのこの言葉。さじ加減は色々だけれど、私はアナログだからと言ってすませるのではなく、時代の変化や何かがあった時に、その場に身を置いていたいと思った。一度、覚悟をして扉を開けてしまえば、開けるのよね。
たしかに、そうですね。
りきマルソー
路子
最初はもちろんSNSに対して抵抗があったし、ドキドキもしていたけれど、段々慣れてくる。返信にしてもさらけ出されているから、言葉も選ぶ。でもそれによって、普段だったら絶対に出会えないような読者と繋がることが出来る。そういうのは今まであまりなかったことだわ。
そういうことも映画の会話で話していましたね。
りきマルソー
路子
ブログの購読者が多い人気の作家の話をしていた時は、平野啓一郎さんを思い出したわ。彼は早くにSNSに目を付けて、積極的に投稿やリツイートをしている方なの。
人気のYouTuberとかも、毎日アップロードするって言いますもんね。
りきマルソー
路子
それが仕事になっているものね。
路子
しかし軽やかだったわ。情事の終わった後が、みんなドライだった。
バカ笑いしたり、仕事の話したり。
りきマルソー
路子
そうそう。
仕事の話で関係性が崩れる、ということはないのかなと、不思議に思いました。
りきマルソー
路子
そうよね。アランとロールなんて、ボスと部下という関係だものね。
しかも対立した意見を持っているふたり。
りきマルソー
路子
私、2組の夫婦が混じる話なのかと思っていたわ。トレーラーもそんな感じだったしね。
私はもっと、心温まるストーリー的なものかと思っていました。
りきマルソー
路子
『アクトレス~』でも思ったけれど、その人たちの日常を覗いているような感覚があるわね。もしその場に参加していたら、自分は何を言うかなと思った。
会話が多かったから、もう一度観たいな。今度は字幕の言葉だけではなくて、字幕に入りきっていない会話もちゃんと読みたいくらい。この映画の字幕、大変だったと思う。
会話が多かったから、もう一度観たいな。今度は字幕の言葉だけではなくて、字幕に入りきっていない会話もちゃんと読みたいくらい。この映画の字幕、大変だったと思う。
たしかに。全然入りきってない感じがしますもんね。
りきマルソー
路子
もう一回観たい。私、これはおすすめの映画!
~今回の映画~
『冬時間のパリ』 2018年12月 フランス
監督:オリヴィエ・アサイエス
出演:ギョーム・カネ/ジュリエット・ビノシュ/ヴァンサン・マケーニュ/クリスタ・テレ/ノラ・ハムザウィ/パスカル・グレゴリー