現代美術のオープニングレセプションへ@tengai gallery
2017/01/30
先日、ケン社長 にお招き頂きまして、
辻川奈美展「希代夢幻」のオープニングレセプションへいってきました。
ギャラリーは、中目黒にあるtengai gallery
以前、山口路子先生の「マリリン・モンローという生き方」のトークイベントで訪れたことがあり、それ以来tengai galleryの展示もチェックするように。
とてもお洒落で現代的な建物です。
galleryスペースには、約22点が展示されていました。
「墓地水仙」
今回の展示の目玉なのでしょうか、ポストカードにも起用されていました。
辻川奈美さんの絵は初めてでしたが、なんと独学で絵画を学び、工場に勤務しながら作品を作り続けていたそう。
独学って……すごい。
まず驚かされたのが、その緻密さと繊細なタッチ。
そしてどことなくノスタルジックで懐かしい雰囲気が漂っているんですよね。
絵の中に、必ず人や動物、生き物が潜んでいるからか、絵に温かさがあるんです。
(写真では見えないのが残念!)
galleryでケン社長にご挨拶した後、作家の山口路子先生ともお話できました。
名前を覚えて頂けていて、感動!
初めて伺ったサガンのトークイベントでも、マリリンのイベントでも、あまり話せなかったのに……
もともと藤田尚弓さんのブログ 経由で、「サガンという生き方」トークイベントに参加したことがきっかけで山口路子先生を知ったのですが、それ以来ずっとファン。
なんというか、独特の雰囲気、不思議な魅力を持っているんですよね。
ミステリアスで、もっと知りたくなるというか。
大人の女性の色気があるのに、
どことなくはかなげで、時折お茶目で少女のような一面を見せる……守りたくなる人ってこういう人のことを言うんだろうか。と思いました。
それでいて、芯はしっかりしていて、憧れの女性。
約2年前の、藤田直弓さん×山口路子先生とのトークイベントの感想でこんなことを書いています。
「山口路子さん:白い百合のよう。はかなげで繊細、細くて華奢、しっとりとした落ち着き、クローズドな色気
藤田尚弓さん:赤い薔薇のよう。堂々、メリハリグラマー、デキる女オーラ、オープンな色気
山口さん=静、藤田さん=動という感じ。
だけど二人に共通しているのは、とにかくelegant、知的、セクシー、軸がある、女性的魅力があるということ。
どちらも大人の女性の魅力を持っているのに、真反対の魅力を持っているように感じた。」
あっ
……つい熱く語ってしまいました。
先生に、「どの絵が一番好き?」と聞かれて選んだのは……
ちょうど時期にぴったりだったのと、絵の中にいる男の子が、イギリスの国旗の洋服を着ていたのが印象に残って好きな作品でした。
一通りgalleryを拝見した後は、レセプションパーティー会場へ
軽食やドリンクを頂きつつ、
galleryに来ていた方とお話させて頂きました。
でもやっぱり、路子先生と、新刊「オードリー・ヘップバーンという生き方」についてお話できたのが、嬉しかったー(笑)
同じくオープニングに来ていた女性と3人で。
楽しい時間を過ごさせて頂きました。
(2012-12-13)