■■軽井沢でサガン、一日だけの文学カフェ■■
2016/06/30
軽井沢で「サガンという生き方」出版記念を兼ねたトークサロンが開かれます。
場所は軽井沢タリアセン内の「睡鳩荘」。ここはなんと、朝吹登水子さんの別荘なのです。
ヴォーリーズ建築として有名なのですけれども、私にとってはなんといっても朝吹登水子の別荘ということが大きいです。あの独特の文体、サガンといえば朝吹登水子なのですから、サガンのトークイベントを行うのに、日本全国をすみからすみまで探しても、ここ以上にぴったりの場所はありません。発起人のみなさまには、お礼の言葉もないくらいに感謝しています。
そしてそして、この別荘、入口にはもう、若き日のサガンと朝吹登水子の写真が……。
中に入ると、一秒で「うっとり」。
私の大好きなフランスの香り漂うリビング。
ここでお話をさせていただけるというのですから、ほんとうに幸福です。
さらに今回のトークサロンでは杉原桐子さんのヴァイオリン演奏が楽しめます。
そして二部構成になっていて、第二部はティーパーティー。みなさんとたくさんお話できること楽しみにしています。
それからちょっと小耳にはさんだ情報によると、とっても美味しいフィナンシェがあるそうです……。
東京方面からいらっしゃる方は、「寒いから嫌」などとおっしゃらずに、暖かくしてぜひいらしてくださいね。
夏の軽井沢にはみんな来たがるけど、冬の軽井沢にいらっしゃる人こそ、愛の人……。
ということで、あの、ふんいきある美しいリビングで、みなさまをお迎えできることを、楽しみにしております。
サイン本準備してお待ちしています。