■『シャネル哲学』と「よいこの映画時間」
このところ、私にしては稀なことに原稿に集中できている日々が続いている。
毎日のいちばんしたいことが原稿を進めること。ただ、お昼前から始動してお昼あたりから書いて夕刻、だいたい6時くらいになると廃人になってしまうので、どうせもう書けないのならと、何か予定を入れるときは夕刻過ぎにしている。
以前は、いったん休憩して夜も書けたけれど、このころはよほど切羽詰まっていないと無理。
さてさて。嬉しい話をふたつ。
久しぶりに「よいこの映画時間」をりきマルソーがアップしてくれた。「モードに入りました」と言って。
ジュリエット・ビノシュをテーマにしてみようよ、とカトリーヌ・ドヌーヴからの流れでそんな話になったのはいつだったか、1年以上前だったかな。
今回あげてくれたものも1年くらい前に話したときのもののはず。すでになつかしい。それでも仕事でもないのに、こうしてまとめてくれる友がいることがほんとうに私は嬉しい。そして、その映画が、たとえすごく胸に響くものでなかったとしても、そんなのがしょっしゅうあったらたいへんなことになるのだけれど、とにかく、いまひとつだったな、というものであったとしても、なんらかのことは感じ、語ることはあるのだな、とあらためて思っている。
映画を観る時間を共有したということが、私にとってはたいせつなんだな。
さいきん、映画館に出かけて観たものは、『異邦人』と『ミス・フランスになりたい!』。
それぞれ、私もここに書きたいくらいのものだったけれど、いまはとにかく次の本の原稿が第一なのでなかなか書けないでいる。
でも、たぶん、そのうち、りきちゃんがあげてくれるでしょう。
新刊『シャネル哲学』も、いろんなところで大展開をしてくださっている。
たとえば三省堂書店名古屋本店。書店員さんからサイン入りの本と栞のオーダーがあったという。そしてTwitterにあげてくださった。ありがとうございます。(3つの写真はTwitterから借りちゃった)
以上、ふたつの嬉しいお知らせでした。